peach's blog

北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

 

WALKMAN Fシリーズ

ハイレゾ音源対応モデルとしてリニューアルした、WALKMAN Fシリーズ
今回は32GBモデルを購入したが、実売価格は29,800円位の様子。発売から2週間程使用した感想。
 
①外観
タッチパネルディスプレイを使用していることから、スマホと言って差し支えない見た目。
まあ、AndroidOS搭載だし、SONY製品だからXperiaの様な外観になってもいかしかたないところか。
筐体はアルミを使用しておりチープな感じはしない。
カラーは、「ホワイト、ブラック、ピンク、ブルー」の4色。今回購入した機種はブルーだが、よりアルミの高級感を醸し出すなら、ホワイトからブラックの方が良いかもしれない。
ただ、ブルーもアルミ製のためポップな色合いではないが、シックな中に遊び心があるデザインとなっている。
ディスプレイは前モデルから大きくなり4.0インチと一昔前のスマホ位の大きさで、重量も103gと現行スマホよりは軽い方。ただ、これまで使用していたA846に比べれば、大きく重たくなっている。片手では操作しきれないのが残念。
液晶はスマホタブレットと同様にSONY独自の技術が使用されているとのことだが、今の世の中では大体液晶は綺麗に見えるので、正直あまり他の端末との差異はわからない。解像度は約245ppiで、HDからフルHDが主流の現在では低い部類だが、動画や写真を見るわけではないので使用する分には問題ないレベル。
 
②物理キーの追加
全モデルから増えた物理キー。筐体右側側面には、従来からあった「ボリュームキー」に加え、「再生/一時停止と、「早送り/巻き戻し」の物理キーが追加された。
タッチパネル操作はあまり好きじゃなかったので、物理キーが増えたのは喜ばしいのだが、結局、再生や選曲を行う場合は画面を見ながら操作することになる。その場合、物理キーで曲送りや戻しをしても再生中のタイトルは表示されるものの、曲名リスト等が表示されないため、一曲ずつタイトルを確かめながらボタンを押す必要がある。
物理キーもタッチパネル操作時と同じ操作が出来ると嬉しいのだが・・・。
まあ、今回の物理キー追加の目的は「ポケットに本体を入れていても操作できること」にあるので仕方ない。
 
③操作性
OSはAndroid4.1なので、Androidスマホを使用している限りは戸惑うことはないはず。
音楽再生はWALKMANアプリとなるが、Xperiaタブレットで経験済みなので問題なく操作が出来た。
CPUは「OMAP4 Coretex-A9 1.0GHz(2コア)」と低めだが、RAMは1GBあるので画面やアプリ操作に大きな支障はない。
 
④音質
デジタルアンプの「S-Master」がハイレゾ対応もでるの「HX」に強化されたが、ハイレゾ音源を楽しむためには当然、ハイレゾ楽曲(楽曲配信サイトなどで購入)が必要なことと、ハイレゾ対応のヘッドホンも必要。現在、両方とも保有していないので実際にはF880シリーズの醍醐味を味わえていない。
とは言え、通常音源に対しても音質強化が施されており、よりスレテオ感が高まっていて、重低音が心地よく響く。ベースやドラム、チェロ等の音が幅広くよりクリアになっており、デジタル音等も綺麗に再現されており中~高音域もクリアな音で解像度の高い音質となっている。
ただ、A846に比べればよりクリアで立体感が醸成されている気はするが、そこまで劇的な差異は感じられないのが正直な感想。
12月には通常音源をハイレゾレベルに再現する「DSEE HX」のソフトウェアバージョンアップがあるが、どこまで高音質となるのだろうか・・・。ハイレゾ対応ヘッドホンも必要だが、15,000円くらいするし・・・。
なお、個人的にはヘッドホンで聞く場合はサラウンドは設定しない方がよりクリアな音質に感じられた。
ジャンルによって異なるので、クラシック等はサラウンド効果があった方がより荘厳になるが、F886についてはサラウンド効果が強すぎる印象。
 
⑤バッテリー持ち
バッテリーは連続再生35時間とのことだが、これは「クリアフェーズ」や「クリアステレオ」等を使用していない場合。これらの高音質オプションを動作させると、60%持続時間が短くなるとのこと。好きな音楽を高音質で楽しみたいのは当たり前と言うことで、実際にサラウンド等のオプションを動作させて連続再生したところ、2時間30分の再生で22%のバッテリー消費。画面はほとんど表示させずWi-Fi等の外部通信もオフにしての状態だが、バッテリーフル充電でも実稼働では12時間程というところか。まあ、公表値よりだいぶ落ちるが実用では問題ないところだろう。
 
 
実際に使用した感じでは全体的に感動的な変化はないものの、新しくポータブル音楽再生機として購入する分には問題ないと思う。ただ、お金をかけてハイレゾ音源を楽しむつもりが無く、スマホ等の音質で問題なければスマホ2台持ちの様になって持ち運びが面倒なのでお薦めではない。A846位の小さいさならよいのだろうが。
 
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左がFシリーズ、右がWシリーズ。Fシリーズはカラーに関係なくモノクロ印刷のパッケージ。
 
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付属のイヤホンとイヤーピース。本体カラーによってイヤホンのカラーが異なる。
 
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従来と変わらないWM-PORTケーブル。
 
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付属イヤホンンと接続時。ちょっと色が合わないか。
 
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右下の「W]マークは物理キー操作時に発色する。
 
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本体背面。
 
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背面の「W]マークはスピーカー。イヤホン無しでも再生可能。
低出力なので音質はさほど良くない。
 
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本体右側面の物理キー。再生ボタン等が追加。
 
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電源ボタンは上部に設置。個人的には側面の方が使い易い。
 
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本体底部には、イヤホンジャックと、WM-PORT、ストラップホール
 
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A846に比べると一回り半ほど大きく・・・
 
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A846に比べると高さが増し・・・
 
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そして厚みも増した・・・