peach's blog

北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

 

富山市民が愛してやまない羽根つき餃子 富山市「娘娘餃子」

富山市民なら老若男女問わず知っているであろう町中華屋さんの娘娘餃子(にゃんにゃんぎょうざ)。富山市を通る国道41号線沿いに建つ中華屋さんで、看板メニューは店名にもなっている餃子。
ここの餃子は小振りの羽根つき餃子。羽根つき餃子と言えば東京・蒲田がメッカだが、自分が小学生になるころには娘娘の餃子を食べていたので30年前から富山市民は羽根つき餃子を食べていたのだ。
さてその餃子だが、皮がパリッとしていて具がギュッと詰まっており、餃子自体に味がついていてそのままでも旨い。ただ旨甘系の味なのでビールよりもご飯と一緒に食べるほうが餃子の味がより深まる。
醤油を付けて食べても無論うまいが、その場合は以下の黄金比にすること。
 【黄金比 醤油1に対して酢2 ラー油はお好みで】
この黄金比は子供の頃に店内の壁に張り紙にしてあったもの。今では張り紙はないと思うが自分の餃子の黄金比は娘娘の黄金比を守り続けている。

餃子は定食(ご飯、みそ汁、漬物)で注文でき、5個で500円。そこから5個ずつ増やすことに250円高くなる仕組み。なので成人男性なら20個は行けると思うが、その場合は1,250円となる。(最大は30個で1,750円)
10代の頃は30個は楽勝だったのだが、30代に入ると20個が限界になってきた。
年齢もあるのだろうが子供の頃よりも餃子の油が多く感じられるようになったのもあると思う。昔は今よりもパリッと軽かったのだが、今は油を含んだ揚げ方になっている気がする。無論今も中毒性が高い旨い餃子に違いはない。
餃子は持ち帰りも可能で、テイクアウトのみも出来る。実家に帰省すると時々娘娘餃子が買ってあったりする。ただ、羽根つき餃子なので時間がたつとパリッと感がなくなってしまう。その状態でも味は旨いのだが、やはり最高の状態で食べるなら出来立てが一番。まずは一番旨い状態を知ってからテイクアウトしましょう。

餃子の他にもワンタンも美味。具は少なめだが生地が大きくツルンとしていて、噛み応え十分。麻婆豆腐も辛くはなくおススメ。
あと、何故か光麺の具なしラーメンもある。不思議なメニューだ。

店内は6人テーブルが3つと4人席の子上がりが4つ、そして10人程のカウンターの構成。開店時間が12時からのため、ランチ時間帯はテーブル席も小上がりもすぐに埋まってしまう人気店。それでも食べる価値はあるので、富山観光の際にはブリやカニもいいが餃子を堪能するのも良いかも。

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                 餃子定食20個

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           病みつきになる小振りの羽根つき餃子

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                  ワンタン麺

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                                                                 麻婆豆腐

 

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