連日酷暑が続いているが、こんな時は避暑地に行きたくなるもの。
ここ数年「春が短く夏が長い」と感じる人が多いようだが、実際5月から暑くなっている気がする。そこで去年の5月、誕生日祝いを兼ねて奥さんと軽井沢へ一泊旅行に行って来た。
天候も良いので金沢から車で軽井沢へ。金沢からだと、北陸自動車道から上越JCTで上信越自動車道に入って小諸ICで一般道に入るコースで4時間程。北陸新幹線なら1時間40分程で着くので新幹線でもよかったのだが、絵本美術館や白糸の滝もみたかったので移動に便利なマイカーでの移動にした。
長いドライブを終え、軽井沢に入って最初のスポットは「ムーゼの森」。ここは絵本の森美術館とエルツおもちゃ博物館そしてピクチャレスガーデンが楽しめる大人のための森。
もちろん子供も西洋の絵本やおもちゃに触れて楽しむことが出来るが、大人も子供の頃に読んだ絵本やおもちゃに改めて大人の視線で触れることで、新しい発見や知的好奇心を得る場所となっている。
絵本の森美術館とおもちゃ博物館は道を挟んで分かれて建っている。
ムーゼの森全体像マップ
(注 現在、「絵本のお店」は「木のおもちゃのお店」横に移転しています)
入館料だが、「絵本の森美術館」と「ピクチャレスガーデン」はセットでの入館券となっていて大人900円。「おもちゃ博物館」は大人700円。2巻共通券だと大人1,300円となる。(詳細は開館情報を参照ください)
「木のおもちゃのお店」は博物館に入館しなくても入れるので、今回は時間とお金の関係で絵本の森美術館だけ入館。
絵本の森美術館は欧米での絵本の歴史や、グリム童話等の実際の内容などが展示されていて非常に興味深かった。子供の頃に絵本で読んだ内容がこんな結末だったっけ?と何度も驚きと発見があり、久し振りに知的好奇心を刺激された。
また、良くテレビや情報誌に載る絵本図書館はインスタ映え感満載でいて、ノスタルジックな雰囲気もあり、時間があればゆっくりと絵本を読みたくなる空間。
また、おもちゃ博物館は行かなかったが木のおもちゃのお店も、木製の知育玩具や大小様々な人形のミニチュア玩具や雑貨が可愛らしく展示してあり、お店を見てるだけでも面白いと思う。
ガーデンも花はあまり咲いていない時期だったが、新緑に囲まれたお庭で澄んだ空気が気持ち良い。森ではなく庭なので木々は映えているが日差しは良好。日焼けに弱い人は気を付けた方が良いかも。
軽井沢と言えば、アウトレットや旧軽銀座等が有名だが、せっかく緑が多い避暑地に来たのだから、ムーゼの森で童心に立ち返り、ノスタルジックな絵本とおもちゃの世界に没頭するのも楽しいと思う。
エルツおもちゃ博物館
エルツおもちゃ博物館
博物館の入口付近に飾られている人形
おもちゃ博物館側にあるカフェ「ルーエ」
ピクチャレスガーデン
絵本の森美術館 第一展示館
第一展示館 正面
森の願い
ショップで販売している「言の葉」に願いを書いてツリーに結ぶ祈願成就の場所
第二展示館
絵本図書館
絵本図書館 内観
絵本図書館 内観
絵本図書館 内観
絵本図書館 内観
軽井沢旅行ならことりっぷ