軽井沢2日目は残念な雨模様だったが、朝は早くから旧軽銀座をブラブラ。養蜂店やジャムのお店等を見て回り、美味し押そうなパンが並んでいたブランジェ浅野屋のイートインコーナーで一休憩。休憩後、旧軽銀座のメインストリートから教会通りを進み、軽井沢聖パウロカトリック教会の日曜ミサに参加。
敬虔な仏教徒(笑)なので初めてカトリックのミサに出席したが、宗教的なことはさて置き、神父様のご説教は一般論として普遍的な真理を話されていたし、軽井沢の話にも触れられていて感慨深かった。
その後腸詰屋でソーセージを購入して正午になったので、車を置いていた東雲サロンの駐車場に戻り、軽井沢の街を後にする。
帰路に白糸の滝を見て金沢へ帰る予定にしていたのだが、時間に余裕があったので途中旧三笠ホテルに寄ることにした。
明治・大正期の西洋建築物はやはり見ておきたいところ。入場料も大人400円と安価。
軽井沢タリアセンの「睡鳩荘」もそうだったが、三笠ホテルは明治・大正期の政財界のトップが使用する上流階級のための建物。他の同時期の西洋式建築とは異なり、設計から全て日本人の手で建築されたホテル。英国製のタイルを使用したトイレやカーペット、電灯式のシャンデリア等の当時最高級の設備や、華美でいて上品な調度品と西洋様式の構造が改めて華族階級の生活が目に浮かんでくるかの様だ。
軽井沢の建築物と言えば教会のイメージがあると思うが、軽井沢に残されている昭和以前の建築物も戦前の歴史や社会風俗や情勢を知るることが出来るので、ぜひ見学して欲しい。
なお、駐車場(30台駐車可)はホテルから少し離れているが、車道から見えるホテルの風景も綺麗。秋の紅葉期に行けばインスタ映え抜群だと思う。
腸詰屋のホットドッグ
三笠ホテル