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北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

 

富山で一番ホットな麻婆ラーメン 富山市「麺飯屋 醤」

富山のラーメン界はブラックラーメンや屋台由来の中華そば等のオーソドックスな醤油ラーメンが多いが、個性的なラーメン屋も増えてきた。中でも熱々の石焼チャーハンや本場四川もびっくりな麻婆豆腐や麻婆ラーメン等で有名な「麺飯屋 醤(じゃん)」が流行にとらわれない我が道を行く街中華として人気だ。

特筆すべきなのが、醤油ラーメンとチャーハン、四川麻婆豆腐。
まず醤油ラーメン(610円)だが、醇・豊・爽の3種類の味から選べる。
 ・醇:芳醇な口当たりで奥深いコクがあるラーメン
 ・豊:風味豊かな醤油とスープが調和した昔からのラーメン
 ・爽:上品な淡口醤油風味のラーメン
個人的にはどれも醤油の風味が活きていて好きな味だ。濃い目が好きなら醇、王道ラーメンなら豊、あっさり系なら爽、と言った感じだと思う。

次にチャーハン(580円)だが、卵・チャーシュー・ネギの王道チャーハン。シンプルな味付けだがご飯がパラパラしておりどんどんお腹の中に溜まっていく。なお280円で好きな麺類と半炒飯のセットが可能。今回は麻婆ラーメンとのセットにして半炒飯を食べたが、おまけ程度ではない量でラーメンとセットにするとお腹がパンパンになる。
炒飯は醤油ダレで炒めた肉が乗っかった「肉炒飯(750円)」や激熱の石鍋に炒飯とキムチが入った「石鍋辣炒飯(750円)」もあり、どちらも人気メニューの模様。

そして最後は麻婆。麻婆系は「麻婆豆腐(780円)」「麻婆飯(680円)」「麻婆ラーメン(780円)」「四川麻婆ラーメン(810円)」がある。
四川麻婆ラーメンは土鍋で煮られた麻婆ラーメンで、激熱の上に山椒がかなり効いいる。以前食べたことがあるが、個人的には激辛料理は苦手だったので、辛さ山椒の痺れで大ダメージを受けた記憶がある。
今回はワンランク下げて「麻婆ラーメン」と半炒飯のセットを注文。
普通の麻婆ラーメンは土鍋ではなく普通の器に盛られている。大きめにカットされた豆腐と挽肉の餡が大量にかかっているが、辛さや山椒の痺れはそれ程でもない。食べ始めてから「四川麻婆でも良かったかな…」と思ったが、やはり辛さには弱い体質のためか、いくらか食べ進めると辛さが強くなってきた。
多分、激辛料理を食べれる人なら大したことない辛さなのだろうが、普段中辛以下の生活をしている自分には、十分に辛い麻婆だった。ただ餡とスープの旨みはしっかりしており、ただ辛いだけではなく美味しい麻婆になっていてご飯にも合う。半炒飯をセットにしておいて正解だった。

麺類もご飯類も一品料理も全体的に美味しいお店。人気があるわけだ。
お店の場所はホームセンタームサシやリカーショップやまや、マクドナルド、コジマ、そして今年閉店となった中田書店が集まる中川原の草島線(県道56号線)沿いにあり、車でのアクセスは良好。駐車場も用意されているが、人気のため良く満車になる。その場合は隣接するやまや等の駐車場も利用可能とのこと。
ただ、最近では中川原から新庄地区にかけて開発が進んでいる影響で草島線が混雑している影響で、休日の日中は草島線に面した店舗の駐車場は出入りがし辛くなりつつあるのが難点。
道路の混雑はともかく、醤は将来的に発展が見込まれるであろう草島線に早くからお店を出しており、好立地をかぎ分けるビジネス的感覚もお店が発展した理由の一つだとも思う。

王道ラーメンが多い富山において、珍しい四川系の中華が食べれるコスパの良い街中華。富山県人でないと中々食べに来る機会が少ないと思うが、北陸の人にも是非とも足を運んでほしいと思うお店だ。

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麻婆ラーメン(750円)+炒飯セット(半炒飯とミニサラダ 付250)

f:id:apple2019a:20190920095355j:plain挽肉と豆腐に絡む辛い餡が堪らない


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