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新橋で食べる絶品立ち食い讃岐うどん! 新橋駅「おにやんま」

出張や観光で東京方面へ出掛けると必ず立ち食いそばが食べたくなる。普段は学生時代に良く通っていた「富士そば」で特製富士そばとカツ丼を食べるのだが、昨年東京へ遊びに行った際に友人にそんな話をすると、「そばもいいがクオリティの高いうどんもあるよ」との話になり、たまたま銀座界隈を歩いていたので新橋にある「おにやんま」へ案内してもらうことに。金沢では丸亀製麺には行くがそれ以外は立ち食いうどんを食べる機会が減っていたので、久しぶりの外食うどんでもあった。

場所は新橋駅近く、ニュー新橋ビルの近くにある。新橋店以外にも店舗はあるようだ。
お店の外にメニューが書かれた黒板と自販機があり、自販機で食券を購入して店内に入る。温・冷それぞれにたくさんのメニューがある。立ち食いうどんと言うこともありスピード重視と人件費抑制のためだろうが、一見さんがメニューを知らずに来ると自販機の前で何を食べるか迷いもたつき、これが平日のランチタイムなら後ろに並ぶ常連さんからの無言の圧力を受けること間違いなしだ。
訪問時は休日の11時半ごろだったのでそんなにお客さんはいなかったが、それでも悩んでいる自分の後に2~3人待っている。讃岐うどんならぶっかけがよいのだろうが、暖かいうどんが好きなので、無難に暖かい天ぷらうどん(並:470円)を選択。
出入り口は二つあるが左側が入口専用、右側が出口専用となっている。
そして入口から入店すると食券を渡すカウンターがあり、少し待ってうどんを受け取りカウンターの先にある薬味置場でネギや天かす等をセルフで入れる。
この辺は丸亀製麺スタイルを想像すればいいだろう。
そして飲食スペースに移動だが、無論立ち食いうどんなので椅子はない。
スタンディング用のテーブルが3列程並んでおり、テーブルの下には荷物入れが置いてある。お洒落な空間ではないが広々としており、意外に解放感がある。20人~30人位は入れそうな広さだ。
ただ平日のランチタイムはぎっしり人が入るのだろうから、切迫感はあるかもしれない。まあそれが立食いなんだけど。

空いている席にうどんを運び早速実食。天ぷらうどんを頼むと、エビ天、鶏天、野菜天(今回はかぼちゃ天)が入ってくる。鶏天なんて珍しい。天ぷらは衣が厚くないので油っぽくなくサクサクと食べられる。
つるんとした麺でコシがあり噛みごたえがある。暖かいうどんのせいかモチモチ感もあり美味しいうどんだ。
出汁は富士そばの醤油で勝負と言った感じと違って(そのしょっぱさも好きなんだけど)薄目の醤油と魚介出汁であっさりとした味わい。この出汁ならモチモチでコシがある麺もツルンと食べれる。天ぷらのサクサクした食感もあり、全体的にあっさりとしたうどんだ。これは女性にも人気がありそうなうどんだと思う。

普通、海老と鶏の天ぷらうどんなら500円を超えるのは確実だと思うが、破格の470円で提供してくれるのはサラリーマンのみならず、うどんファンには堪らない。
「安いのに美味しい」のは消費者にとってありがたいこと。若干食べるまでのセルフオペレーションが分かり辛いところがあるが、その分安く美味しく食べられるのならノンプロブレムだ。
10月からの増税で値段変更があるのだろうが、また東京に行った時に足を運びたいお店だ。

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温並み天ぷら(470円)

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七味は絶対にはずせない。


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