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【追記】2019冬モデルの期待スマホレビュー シャープ「AQUOS sense3 plus(AU版)」

2019年もスマホの秋冬モデルが発売されている。ハイエンド端末は1月以降のモデルもあるが、12月までに入り多くの機種が発売された。
中でも4万~5万円台で購入できるミドルレンジ端末の中で上位機種に入るシャープ製の「AQUOS sense3 plus」がau・ソフトバンク楽天モバイルの3社から発売された。

jp.sharp
20代の独身時代なら10万円近くするハイスペック端末に機種編していたところだが、今は自分の買い物に高いお金は掛けられない。
そんなこともあって、5万円以内で購入出来て「高精細なディスプレイ」「カメラ性能が高い」「CPUは2GHz」「コンパクト」な端末を探していて、たどり着いたauの「AQUOS SERIE mini(SHV38)」を2017年から使用していた。
この端末は4.7インチのコンパクトモデルながら、フルHD液晶でカメラも2,100万画素とフラグシップモデルと同等性能だったが、CPU性能が低く動作がモッサリしており、かつROM(内部ストレージ)が16GBしかなかった。
とくにROMは実際にアプリや写真等のデータを保存できる領域が7.5GBしかない。
(8.5GBはOS等のシステム領域で使用不可)
スマホの動作がモッサリしているのは我慢できたが、android7はアプリを本体領域にしか保存できないため、2年も使うとアプリの容量が増えて新しいアプリをインストール出来なかったり、OSのアップデートが出来なかったりしたので、さすがにROM容量が多い端末に変えたいと思っていた。
ただ、カメラやディスプレイの性能は落としたくなく、価格もなるべく安価にしたい。
そのため条件に合う端末がこれまでなかったのだが、今回発売されたau版の「AQUOS sense3 plus(本体価格46,800円)」はサイズ以外は希望に近かったので機種変更することにした。

jp.sharp
主な性能は以下の通り

サイズ:約6.0インチフルHD+
CPU  :1.8GHz+1.6GHz オクタコア
RAM  :6GB
ROM  :64GB(ソフトバンク版は128GB)
OS   :android9
カメラ:広角1,220万画素、超広角1,310万画素、インカメラ800万画素
バッテリー:4,000mAH
その他:顔・指紋認証、防水防塵、ワンセグはなし
本体価格:46,800円(実際にはクーポンやポイント使用して39,000円程で購入)

カメラ機能は次回のブログで紹介するので、今回は主な外観と使用感をレビュー。

【サイズ感】
まずサイズだが、これまで使用していた4.7インチのコンパクトモデルは片手で操作や写真撮影が可能で、ジーパンのポケットにもスッポリ入ったが、AQUOS sense3 plus(以下sense3plus)は片手では操作が出来ずポケットからも少しはみ出てしまう。
実は先に発売された「AQUOS sense3」なら5.5インチで片手操作やポケットインにギリギリ大丈夫だったのだが、カメラ性能(F値等)が希望よりも低い性能だったでsense3plusにした。動画等も大きな画面で見たいとも思っていたので6インチサイズを許容したものの、やはり実際使ってみると大きいと感じる。写真を撮影するときも片手だと重さで手が震えてしまう。慣れれば扱いやすくなるだろうが、コンパクトモデルを使用ていた人は最初は大きさや重さに戸惑うと思う。

【ディスプレイ】
フルHD+で411ppiの高精細な液晶で綺麗な発色。動画も綺麗に見えるのでYouTubeを見ていてもストレスがない。これまでのシャープの液晶は優しい発色のイメージだったが、ソニーXperiaの発色に近いような気がする。最近は安価でもフルHDの液晶が増えたが、やはりシャープの液晶技術は素晴らしい。

【動作感】
iPhone程ヌルヌル感はないが、SHV38よりもサクサク、ヌルヌル動いてくれる。大きな差は感じられないが、アプリの起動速度も若干早くなった感じはする。
ただ、SHV38は負荷が高くなるとフリーズしたり、アプリの再起動が必要になることがあったが、sense3plusは複数アプリを起動してもその様なことはないので、ROMが6GB(SHV38は3GB)になった恩恵が大きいと思う。

【ストレージ】
64GBも正直少ないと思っていたが、実際にユーザーが使用できる領域を確認してみると、システム領域が16GB使用されているので48GBが保存可能。
SHV38に比べれば7倍程に増えているが、それでもちょっと不安…。
ソフトバンク版は128GBなのでau版も同じだったらと思ったが、その場合は価格が1万程高くなるので予算的には買えなかったから、ベストではないけどベターな結果と言った感じ。

【バッテリー】
1日12時間持ち歩いて以下の条件で使用した結果、残バッテリーが80%。仕事中はあまりスマホを使用しないのだが、それでもSHV38(2400mAH)の場合は残バッテリーが40%以下の日が多くモバイルバッテリーを持ち歩いていたことを考えると驚きの持続力!4000mAHになったバッテリーは非常に心強い。
(同じ条件でソフトウェアアップデートを行っても78%残っていた)

<使用条件>
 ・ネットサーフィン 30分ほど
 ・LINE、メールのやり取りを30分ほど
 ・Wi-FiはOFF、BluetoothはON
 ・お天気アイコンは常時表示、Nortonは常駐
 ・ニュースアプリやお天気アプリ、ツイッター等からの通知が1時間に4~5回

指紋認証
生まれて初めて指紋認証を使ったのだが、登録もスムーズに進んだ。
実際に使ってみると、液晶下にある物理キーのホームボタンをタッチしてからホーム画面に遷移するまで0.5秒くらいかかる。
最初押した後に「失敗したかな」と、もう一度ホームボタンを押してしまうくらいの時間はかかる。実際にiPhoneの認証動画を見てるとsense3plusは遅く感じられるので、iPhoneユーザーが使用するとイラっとすると思うが、個人的には使い慣れると解除にかかる時間はあまり気にはならなくなった。正直使い慣れているパスワード認証の方が早い気もするが、普段使いでも問題はないレベルだと思う。

【カメラ(アウトカメラ)】
最近のトレンドと同様に、アウトカメラは「広角レンズ」と「超広角レンズ」のデュアルレンズになった。これまでデュアルレンズを使用していないのでこれは楽しみ。
ただ以前使用していたSHV38は非常に高性能なカメラだったので、どれだけ違いが出るか気になるところ。実際の比較は別記事で書きたいと思うが、カメラ仕様の比較と使ってみた感想を簡単に。

AQUOS SERIE mini(SHV38)
 ★広角レンズ
 ・画素数   2,100万
 ・F値     1.9
 ・画画    焦点距離26mm
 ・手振れ補正 光学式手振れ補正(静止画のみ)

AQUOS sense3 plus(SHV46)
 ★広角レンズ
 ・画素数   1,220万
 ・F値     1.8
 ・画画    焦点距離27mm
 ・手振れ補正 電子式手振れ補正

 ★超広角レンズ
 ・画素数   1,310万
 ・F値     2.4
 ・画画    焦点距離16mm
 ・手振れ補正 電子式手振れ補正

広角レンズはF値が少し上がった(値が小さいほど明るく撮影出来る)が、画素数が大幅に落ちて、手振れ補正も電子式になったので、特に暗い場所での撮影で粗さや手振れが強くなる可能性がある。まだ明るい場所での撮影しか出来ていないが、オート撮影で比較するとこれまで使用していたSHV38の方が色味が自然で綺麗に撮影出来ている印象。まだカメラ機能を使いこなせていないので、より綺麗に撮影出来るようになると思うが、カメラについてはSHV38を使い続けるかもしれない。
ちなみに、SHV38もsense3plusもミドルレンジモデルだが、カメラ機能についてはSHV38は同時期発売のハイエンドと同等、一方でsense3plusは今冬のハイエンドであるAQUOS zero2よりミドルレンジレベルとなっているので、比較するのはフェアではないかもしれない。

【デザイン】
角が丸いラウンドフォルムで、液晶にノッチ(切り欠け)がないオーソドックスなデザイン。今回クラッシクブルーを選択したが、渋めのネイビーで個人的には好きな色。
カメラは少し出っ張っているが、カバーをつければ影響はない。
シンプルなので面白みや新鮮味に欠けるが、個人的にはこのデザインが好き。老若男女問わず使えるデザインだと思う。


今日はこれくらいのレビューで、今のところはサイズの大きさとカメラ性能が少し不満だが、それ以外は満足できるスマホ指紋認証については確かに驚くほどのスピードではなくイラつく人もいるかもしれないが及第点レベルだと思うし、液晶の精細さやバッテリー持ち等は非常によく動作感も良好なので、価格も高すぎず普段使いには十分なコスパの良いスマホだと思う。
コンパクトサイズが良い場合はsense3の方が良いが、よりハイエンドを求めるならsense3plusの方が間違いはないモデルだと思う。

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AQUOS sense3 plus サウンドau版)
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カラーはクラッシイブルー
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広角と超広角のデュアルレンズ
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4.5インチモデルとの比較
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本体右側は音量ボタン(上)と電源ボタン(下)
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本体左側はSIMスロット。microSDカードもSIMスロットに入れるので、挿入時は注意が必要。
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本体下 中央はmicroUSB-C端子。これまでUSB-Bだったので変換器を購入

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au版のAQUOS sense3 plusは「良音」をプッシュしており、パイオニアのワイヤレスイヤホンが付属。モデル名にも「サウンド」が冠されている。


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