♪やらかしちまった やらかしちまった どうしてこんなことになったのか
♪やらかしちまった やらかしちまった 自分で自分がゆるせねえ
♪一口目で一人泣いた～
♪あ～無理だと思って食べたけど、やっぱり辛くて無理だった～
♪あ～無理だと思って食べたけど、やっぱり辛くて無理だった～
♪唇パンパンに腫れた～
どぶろっくは良く言ったもんだ、やらかしちまったと…。
無理だと思っていたけど見たら食べてみたくなるのが激辛料理。そして食べた後公開するのも激辛料理。
ペヤングソース焼きそばから新商品で「獄激辛」が発売されていたので、思わず買ってしまいました。
う～ん、辛いと言っても色々な辛さがあるが、今回は特に苦手な辛さで、一口目からノックアウトされた。口に入れるなり瞬間的にしゃっくりが止まらなくなり、舌と唇に刺すような痛みが走る。一瞬にして悟った。俺はもう立ち向かえねぇ‥
とりあえずパッケージと内容物を確認してみる。
閻魔様でしょうか。獄門打ち首のような絵柄。
この注意書きの意味が3分後に分かる‥
かやくは一般的な内容。ソースはいかにも辛そうな赤色包装。
3分経った麺にソースをかける。思ったより薄い色。
獄激辛と言う割には色が普通のソース焼きそばに近いな、と思っていると刺激的な香りが漂ってくる‥
ソースを混ぜた段階では薄い赤色で唐辛子やラー油系の辛さを想像していたのだが、香りを嗅ぐと山椒の様な苦い刺激臭が鼻に突き刺さる。あれ？麻婆的な辛さじゃ無くね？と思いながら一口目を頬張る。「ゴフっ」となった瞬間、舌と唇に刺すような痛みが走る。次の瞬間、横隔膜が痙攣してしゃっくりが‥。
辛いというよりも苦くて痛い。ソースが赤い袋に入っているのに唐辛子的な辛さではない。山椒系の痺れがメインの辛さで、「麻婆豆腐は中辛派です」的な激辛素人の俺には到底立ち向かえない。ラー油系はまだ行けるが、痺れ系の辛さは横隔膜が全く受け付けてくれない。二口目を口に入れると、すでに首から上は物凄い発汗。風呂上がりに食べるんじゃなかった‥。
こりゃあマジで胃がヤバくなるので、急いで乳製品を探すがこんな時に見つからない。
汗だくになりながら野菜ジュースで胃を保護する。
しかし、立ち向かえないからとこのまま食品ロスにするわけにはいないので、ウスターソースとマヨネーズで味変することに。
するとウスターソースの甘みとマヨネーズの酸味がが引き立ち、意外に旨いではないか。最初から激辛ソースをかけずにソースマヨで食えば旨かったと後悔。
とは言え、味は落ち着いたのだが口に痺れを誘う苦い刺激は消えない。無理をして食べるが舌と唇の痛みは増すばかり‥。
結局、寝る前の晩酌のお供に激辛焼きそばを選んだのだが、止まらない痛みと発汗に気分が萎えて、飲みかけたビールもほとんど喉を通らず（ビールのアルコール感が全く感じられなくて‥）、残った焼きそばとともに廃棄することにした。
お茶を飲んでも唇の痛みはとれず、はるかの焼き芋とやっと見つかった乳製品（カルピス）で口中の痛みと刺激を中和すること30分。ようやく痛みと発汗が収まった。
テレビやYouTubeで激辛料理の番組が流行っているが、こんな刺激的な食べ物は特異体質の人間しか食べてはいけないと、改めて思った。
チャレンジするにしても、全部じゃなくてちょっとだけ食べる等しないと、自身の健康も悪いし、食品ロスになってしまう。今回も少しだけ試して、残りはソースマヨで食えば美味しくいただけたのに勿体ない。
パッケージの注意書きにも書いてあるが、子供や激辛が得意でない人は注意が必要な食べ物。
ペヤングはノーマルなソース味が一番旨いと再認識した、連休中日の深夜だった。
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