最近はインスタント麺でも様々な辛口ラーメンが販売されているが、以前から気になっていたのが名古屋名物の台湾ラーメン。グルメ番組やYouTubeでよく名古屋の味仙の台湾ラーメンを見かけるのだが、これまで台湾ラーメンなるものを食べたことが無かった。そんな折に寿がきやの台湾ラーメン(袋麺)をスーパーで発見。まあ中本とかの激辛ラーメンよりは日本人向けだろう(あんまり辛くないだろう)と思い、宅飲みの〆用に購入。
そうして迎えた週末の日曜。
結局お酒のアテが無かったので、穂先メンマと一緒にレモンサワーのお供にしてみた。
東海や北陸の人は寿がきやのラーメンは好きな人が多いと思うが、寿がきやはお店でもインスタント麺でも麺が旨い。ツルっとしてモチっとした麺でスープによく絡む。
その寿がきやのラーメンを家でも食べれるのは嬉しい限りだ。
そんなことを思いながら調理を開始。
豆板醬仕立ての鶏ガラスープ
モチっとした食感のノンフライ麺
麺が茹で上がったらスープを投入
ニラも入っています。
ひとまず完成。うん、旨そうな色になっている。
折角なので残り物のもやしと挽肉炒めをトッピング
ツルっとしてモチっとした麺で喉越しが抜群!
漢の宅飲みは鍋で喰らうのが基本。
豆板醬がメインとのことだが、唐辛子の辛さと言うよりは花山椒系の辛味。鈍い刺激のある辛さだが激辛ではなく後からジワジワと来る辛さが特徴的。
一方でコクや旨味はあまり感じられない。しかし程よく口の中がカーッとなる辛さと香辛料の香りはクセになる味だ。
そう思いながらチビチビとレモンサワーを飲んでいると、段々とスープがぬるくなってくる。
そうすると、出来立ての熱々の時とは違い、辛さや痺れは鳴りを潜め鶏ガラスープの風味が主張し始める。そして薄れたピリ辛感とスープの旨味が見事にマッチするではないか!旨い、旨すぎる!これはレモンサワーにも良く合うスープだ。
そう思ってスープを飲んでいると、突然辛みが喉の粘膜を襲う。当然むせて死にそうになるが、こんな時に限ってサワー用の炭酸水が空っぽ。
慌てて冷蔵庫からヨーグルトを取り出して喉をケアする。何とか落ち着きを取り戻したがしばらく喉はヒリヒリしたまま…
そんなに辛くないと思っていたが、やはり台湾ラーメンだけに冷めてもピリ辛感は損なわれないようだ。
そんなことはともかく、辛さも最近の激辛麺に比べればマイルドな辛さ。ノンフライ麺との相性も良く美味しいラーメンだと思う。
インスタント麺でこのクオリティなら十分ではないだろうか。
特に酒飲みは〆にもアテにもピッタリのラーメンだと思う。
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