peach's blog

北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

ハーフディスタンスでのんびり温泉満喫 小松市「粟津温泉 喜多八」

秋も深まり寒い日が続く11月。こんな寒い季節は温泉でゆっくり体を労わり、美味しいお刺身で一杯やりたいもの。
でもコロナの感染も怖い…。希望としては部屋付き露天風呂で部屋出しの食事プランがあれば…と思うが、GoTo割引を使っても一人1万円以上する高級プランじゃないとみつからない。
この記事を書いている時点では国内のコロナも第三波を迎えているのだが、夏から10月末くらいまでは意外とコロナ対策の意識も弱まり、旅館でも完全隔離の意識は希薄化(防疫対策としてそこまで必要がないとしても)している様子だ。
そこで、休暇を取得し宿泊者が少ない平日にしぼって探していると、毎年お世話になっている粟津温泉の「喜多八」が目に留まる。
喜多八は部屋付き露天風呂はないが食事は部屋出しも可能で、宿泊者数も最大宿泊者数の半分で運営する「ハーフディスタンス」としているとのこと。
具体的には1階~4階まである客室の内、3階と4階のみを宿泊者スペースにし、2階は食事用の部屋として使用している。
元々旅館自体が大きくなく(失礼か…)、その上宿泊者数を制限しているなら温泉も含めてソーシャルディスタンスが保てるかなと思い、喜多八に奥さんと1泊することにした。

今回利用したプランは「【ゆったり会席】舟盛り付き基本プラン 一人13,000円」。
GoToトラベル割引が9,200円程あり、さらに予約サイトのポイントを使ったこともあり、二人で6000円弱の格安料金で宿泊できた。
ちなみに地域クーポン券は4,000円分が発行された。
言い忘れたが、なぜ毎年喜多八に止まるかと言うと、広々とした温泉の大浴場と夕食に出る大きな舟盛り!この舟盛りは非常に豪華で量も多く、二人前でも舟盛りだけでお腹がいっぱいになるほどで、この舟盛りが食べたくて毎年泊っていると言っても過言ではない。
今回はGoTo割引もあり格安で美味しい会席料理と舟盛り、そして温泉が満喫できるとあって、車で喜多八に向かう時点からテンション高めだった。

喜多八には15:30頃に到着。駐車場に車を停めると旅館の方がさっと出迎えてくれる。
フロントに案内してもらい受付をし、浴衣を選んで客室に向かう。
当日は7割程の予約率とのことだったが、実際にはハーフディスタンスの上での7割なので通常の35%の宿泊者数。これなら時間帯等を考えながら行動すれば、大浴場でも密になることはなさそうだ。

部屋につくと早速お風呂に向かう。16時前なので入浴者はいない。
安心してのんびりとお湯に浸かる。9月に別の旅館に宿泊した際は部屋付きの露天風呂には入ったが、お風呂が小さく体を伸ばせなかったので、今回は大浴場で思いっきり体を伸ばす。
喜多八は自家源泉の温泉を引いており、無色透明・純度100%の芒硝泉。少しヌルっとした感触で湯触りが良く、肌がつっぱらない。入浴後も保温効果が高く2時間程は体が温かった。
生憎当日は雨だったが、大浴場の外にある露天風呂には屋根があるので、雨を気にせず入浴できた。折角休暇を取って泊りに来たのだから晴れがいいなあ~と思っていたが、雨音を聞きながらしっぽり入浴するのも乙なもの。
本当にこんなにのんびり温泉に浸かったのは久し振り。誰もいない大浴場を独り占めにして、心も体もリフレッシュ出来た。

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男湯入口

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脱衣場

f:id:apple2019a:20201114120143j:plain脱衣場

f:id:apple2019a:20201114120213j:plain大浴場(奥は露天風呂)

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大浴場

f:id:apple2019a:20201114120449j:plain大浴場

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露天風呂

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露天風呂

部屋に戻り軽くレモンサワーを飲んでのんびりしていると、夕食の時間になる。
前述した通り、喜多八では個室で夕食・朝食を食べることが可能で、宿泊者の半分程は個室を希望しているとのことだったが、今回のプランは宴会場での食事プラン。
どうやら予約時点で個室は埋まっていたようだ。
とは言え、大宴会場なのでテーブル間の距離は十分に保たれていたが、やはり襖などのローパーテーションを入れてもらえると安心感が増すと思う。

他の客と重なる時間が少ないよう夕食会上に一番乗りする。
さあ本日のメインイベント、喜多八名物の舟盛り!の時間と思っていたら、出てきたのは一人用の小さな刺身の盛り合わせ…
え、マジっすか!マジっすか!…心の中で何度も叫び、顔もこわばる。
嘘でしょって思ったが、どうやらコロナ対策としてシェアする形になる舟盛りは基本会席ではやってないようだ。
蟹プラン等の高額プランならやっているようだが、喜多八の売りは基本プランで食べられる舟盛りのはず!と思ったが、よく考えれば宿泊者の安全を考慮し、売り上げ減になる事を前提に宿泊者数を制限していることを考えれば、利益を確保し旅館を継続する為には仕方ないことかもしれない。
それでも北陸の人間から見れば、正直刺し盛の量は少ないと感じたが、他の会席料理はいつも通り美味しく、仲居さんの対応も親切。
喜多八の会席料理は豪華賢覧と言うわけではないが、地元の食材を活かした美味しい会席だ。

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キンキンに冷えた生ビール!

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喜多八オリジナル生貯(中村酒造)

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前菜と先付、食前酒の加賀梅酒、そして寄せ鍋

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小さくなっちゃった舟盛り

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甘エビは大きいけど、量が少ない…

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先付

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焼き物 鰈の西京焼き

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天ぷら盛合せ

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茶碗蒸し

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椀物

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栗ときのこの釜飯

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香の物

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水菓子 杏仁豆腐

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喜多八の箸入れ

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日本酒用の台

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献立

 

【昔はこんな豪勢な舟盛りだったのに…】
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1時間程で食事を済まし、22時ごろにまた温泉に浸かる。この時間帯もほとんど人がいない。美味しい食事とお酒、そして温泉。安心して温泉旅館を堪能できる嬉しさを湯に浸かりながらかみしめる。

大浴場は深夜1時から5時までは入れないが、5時以降は早朝入浴も可能。
せっかくなので早起きして6時頃に軽く入浴し、7時に朝食を食べに大浴場に向かう。
喜多八の売りは「夕食の舟盛り」と書いたが、実は個人的に朝食も楽しみにしている。
と言うのは、喜多八の朝食はいつもメニューが一緒で、マグロの刺身と大きな鯖のみりん焼きがメイン。マグロの刺身はお茶漬けにして食べることも出来て、これが楽しみだった。
ところが今回は楽しみにしていたマグロも鯖焼きもなく、簡素な和定食。
美味しい定食ではあったのだが、量が少なくちょっと残念。
お腹も満腹にならず、コロナ対策があるとはいえ、朝食は勝手な期待が大きかっただけにちょっとガッカリした。

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和定食 これはこれで美味しいんだけど…

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イカの刺身、紅葉子焼き、がんも等

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お味噌汁

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温泉鰈 夕食も鰈だったな…


【昔はこんな豪勢な朝食だったのに…】
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食事についてはこれまでの「喜多八の良さ」が失われていたが、安全・安心を前提に旅館経営しているのは良いことだと思う。
おかげで安心して温泉や食事を堪能でき、コロナ以降久し振りに休日を満喫できた。
返す返すも食事に残念な部分もあったが、今後の舟盛りや朝食の鯖焼きの復活を期待しつつ、年末も安心して過ごせる喜多八に宿泊する予定だ。

GoTo割引の影響ですでに年末年始の予約は満席となっている様子。
コロナも流行が再燃し長距離の移動は好ましくないが、マイカーで移動可能な北陸の方々にはおススメの旅館なので、なんでもない土日等の比較的空いている期間に宿泊して、のんびり温泉満喫して欲しいと思う。

【館内風景】

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