久々の投稿ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
メダルラッシュで盛り上がったオリンピックも終盤を迎えたが、夏の暑い盛りはまだまだ続く8月。こんな暑い日にはすっきりとしたで喉を潤したいもの。
そこで冷蔵庫から取り出しのは、勝駒の純米酒。
先月富山に帰省した際に勝駒の取扱い店の「なかやす酒店」に寄ったところ、奇跡に純米酒が入荷されていた。720㎖で税込1,650円。
冷蔵庫で冷やしてあったものの、忙しく落ち着いて飲むタイミングが無かったのだが、今日からしばらく夏休みなのでオリンピックを見ながら晩酌することにした。
純米酒だが五百万石を50%まで精米した吟醸酒並みの仕込みとなっている。
そんな勝駒の純米酒をキンキンに冷やして頂く。
飲み口は柔らかな酒米の香りとサッパリとした旨味がゆっくりと広がっていく。
甘味や旨味は控えめで、後口にほのかな酸味と程良いキレにつながる。
久し振りに飲んだが、昔飲んだ時はもう少し芳醇な旨味とキレの対比があったように思うが、今回飲んだんだ勝駒純米は端麗でサッパリとした飲み口が印象的だ。
欲を言えば、もう少し酸味とキレが強いと芳醇な酒になるのだが、このサッパリとした風味とほのかに纏う甘味は、酷暑の夏に飲むにはぴったりの日本酒だ。
昔は富山県内なら手に入りやすかったが、現在は希少種となった勝駒。
派手な風味や香り、芳醇さがあるわけではないが、飽きがこないシンプルな旨さ。
これが勝駒の中毒性だ。
獅子の里や手取川等の夏純米も旨いが、このシンプルな勝駒も夏にピッタリの純米酒。
入手は難しいお酒だが、今年の猛暑の暑気払いの一本として手に取って欲しい純米酒だ。
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