peach's blog

北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

 

【パック酒】1合280円で飲める至福の純米吟醸酒 玉乃光酒造「純米吟醸 酒魂」

やまやの日本酒コーナーを見ていた時に、黄色の華やかなパック酒が目に留まった。
手に取ってみると玉乃光酒造の「純米吟醸 酒魂」だ。
玉乃光酒造は京都伏見に蔵を構える創業340年の老舗蔵元。
そのこだわりは「純米吟醸酒」しか醸造しないこと。
「純米造り」にこだわる酒蔵は全国各地にあるが、「純米吟醸」造りのみの酒蔵は珍しいだろう。
そのこだわりの為、日本酒のラインナップは純米吟醸純米大吟醸のみとなっている。
吟醸大吟醸ともにそれぞれ複数の商品がある)

今回購入したのは純米吟醸の「酒魂」。蔵元のHPを見てみると玉乃光酒造の大定番の純米吟醸酒とのことだ。
精米歩合60%、度数15度。やや辛口の食中酒で4合で1,100円と純米吟醸酒としては破格の値段だ。
そんな純米吟醸酒が1合サイズ(180㎖、税抜280円)のパック酒で販売されているとは信じられない。普通パック酒と言えばアルコール感が強い普通酒が定番だが、この酒魂のパック酒は旨いのだろうか…。

 

帰宅後、冷蔵庫で冷やして冷酒でいただく。
口当たりのファーストインプレッションは爽やかな酸味とキレ。爽やかなチーズの様な香りとほのかな甘味。そして口当たりから広がり続ける軽やかなキレ。
酸味とキレのバランスが非常に良い。確かに食中酒にはピッタリのお酒だ。
さらに、開封してからしばらく空気になじませると甘みが強まり、芳醇さが増す。
酸味・甘味・キレが三位一体となったこの純米吟醸酒はパック酒とは思えない旨さだ。
あまりの美味しさにあっという間に1合飲み切ってしまったが、280円とは思えないクオリティ。やはり京都伏見の酒は旨い。
だが、一つ残念なことがあった。
飲み終わった後パックをしげしげと眺めていると、「冷酒はもちろん、凍らせてもお楽しみいただけます。はじめは辛口。融けるほどに旨口のみぞれ酒に…」
なんと、「みぞれ酒」が楽しめたなんて…!!
美味しく飲み終わった後にちょっと悲しい事実に遭遇してしまったが、まだまだやまやで扱っているようなので、再購入してみぞれ酒を飲もうと思う。
一杯280円と手頃な価格。皆さんもこの暑い夏の暑気払いに玉乃光酒造酒魂」のみぞれ酒で一服してみてはいかだろうか。

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