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「だから私は、Xperia。」な理由が分かるXperiaの名機 Sony「Xperia XZ1(SOV36)」

夏に中古の白ロムで購入したAQUOS R3
カメラ機能とディスプレイ性能高さが魅力で、主に写真・動画撮影とYouTubeやダウンロードした動画、外出時や寝室でのTV(フルセグ)視聴に重宝していのだが、購入して一月半で基板故障のため有償修理に出し、修理が完了したと思ったら今度はカメラでエラーが頻発するようにった。
エラーが頻発し始めた当初に比べれば、今はエラーになりそうな動作や状況が分かってきたので、静止画撮影の場合は事前にエラー回避できるケースが増えてきたのだが、動画撮影はエラーで落ちることが大半。
年末年始に色々と撮影する機会があるし、AQUOS sense6が発売されてカメラ性能が向上したとの話だったので、思い切ってRAM6GBのオープンマーケット版を買おうかとも思ったが、価格は4万円後半と結構高いし、ネットでsense6の作例写真を見るとそこまで綺麗にも見えない。
久し振りにCanonNikonSonyのデジカメでも買おうかと考えた矢先、そう言えばSonyXperiaはカメラ性能に定評があったことを思い出し、中古のXperiaを探してみることにした。

カメラや動画視聴用なので求める仕様として最低でも、CPU:SD855、RAM:6GB、ディスプレイ:フルHD+/120㎐にはしたいと思い、最初に目にとめたのが初代「Xperia 1」。
デザイン的にも好みではあったのだが、中古でもまだ3万円台とまだ高値だ。
そしてXperiaタブレットは使っているのだがスマホは初めて触るので、AQUOSのUIやアプリに慣れた自分に合わないかもしれないことを考えると、3万の投資はリスキー。
そこでお勉強代として出せる範囲の1万円台で買えるモデルを探してみると出てきたのが、XperiaXZ1」と「XZ2」。
世代が新しいXZ2の方がCPUやディスプレイ性能が高いのだがROM/RAMは同容量で、XZ2は50g重かったので、今回は安いXZ1を使ってみて、Xperiaが自分の好みに合うようなら、値段が下がった頃合いにXperia 1に買い替えしようと考えた。
現在使用している回線がau系なので、購入したのはauのSOV36。
2017年11月発売モデルのため、美品/Aランク品でも10,000円と手頃な相場になっている。これならお試し的にXZ1を買って、来年夏から秋あたりにXperia1に買い替えても良い値段だ。

hb.afl.rakuten.co.jpXperiaに慣れたらXperia1に買い替えようと思っていたが、実際に使ってみるとXZ1は非常に使い勝手が良いスマホだった。
まずは簡単にスペックをおさらい。

  • SPU:SD835(2.45GHz×4コア+1.9GHz×4コア)
  • ROM/RAM:64GB/4GB
  • ディスプレイ:5.2インチ、フルHD(1920×1080)、60㎐
  • カメラ:1920万画素(F値2.0、単眼)
  • 重量:156ℊ
  • OSバージョン:Android9

4年前のハイスペック端末としては順当な性能だが、2021年ではこのROM/RAMの容量は心許ない。またディスプレイもフルHDと現在のミドルレンジ端末と同等水準だ。
CPUも4世代前のモデルとなっている。

まあ、カメラ用に購入したのでCPU性能は十分だし、RAMもそこまでアプリを使用しないので問題ない。ディスプレイはフルHDなのでAQUOS R3と比較すると粗く見える(R3のディスプレイが非常に綺麗なのもある)のが残念だが、カメラ専用スマホとして割り切ることにする。
実際に使ってみると非常にサクサク動き、Twitterやブラウザ視聴も非常にスムーズ。
指紋認証の精度やスピードはAQUOS R3よりも高く早い。
そして何より非常に軽いのが良い。156ℊなのでここ2~3年に発売されたスマホの中では断トツに軽い。軽いので持っていも疲れないし、スマホの重みで手から落ちそうになる事もない。
スマホのフォルムデザインも個人的には好み。今はべセルレスが美しいとされる傾向だが、上下のベゼルのバランスが良く、むしろベゼルが上品さを醸し出している。
今回はムーンリッドブルーを購入したが、マットな質感のメタル素材とこのカラーの相性は良く、べセルと合わせて高級感を演出している。

そして肝心のカメラ。
AQUOS R3のオート撮影に慣れていると、XperiaのカメラUIは不親切な設計で直観で操作しづらく感じたが、逆にマニュアルで撮影する人には便利なUI設計なのだろう。
フォーカスや撮影のスピードがAQUOSの3倍程早いので、慣れてくるとXperiaの方が簡単に撮影できる。
写真はXperiaの方がAQUOS R3より色が濃く鮮やか。個人的にはAQUOS R3の目で見た色合いと同じように撮影される絵作りの方が好きだが、GalaxyやiPhoneに比べればXperiaAQUOS寄りの自然な色合いなので、そこまで派手な写真にはならない。
暗い場所等ではAQUOSに比べると少しノイジーな感じはするが、1万のスマホとして考えれば許容範囲だと思う。
動画もAQUOSよりビビットが効いた色彩だが見た目に近く、4K撮影まで出来るのもよい。(60FPS撮影はフルHDまで)
ただ、画角が狭いのが難点。子供や動きのある被写体を撮る時は広角の方が撮影しやすいのだが。単眼仕様(今やデフォルトの広角レンズ+超広角レンズではない)である点も含めて2017年モデルとは言え残念な点だ。

最後に驚いたのが音楽性能。
XZ1はハイレゾ対応機で、WALKMANで使われている「DSEE HX」や「デジタルノイズキャンセリング」等の高音質技術が用いられている。
AQUOS R3もハイレゾ対応機だが音の解像感がなく音質は良くない。しかしXZ1は解像感や繊細な空気感がしっかりと感じられる。
さすがに音楽再生機であるWALKMAN(自分の場合はZX100)と比較すると重低音の力強さや高音域のしなやかさ等は若干劣るが、DAPとしても十分なスマホ

 

今回購入したXZ1は4年前のモデルなので、最新Xperiaと比較するとグラフィック処理が重いアプリやゲームは厳しいだろうし、カメラもセンサーサイズやF値が劣っているが、それでもまだ現役で使えるスマホだと感じた。
ネットでは「Xperia史に残る名機」と言うコメントも見かけたが、今でも十分通用するカメラ・オーディオ性能でデザインも個性的、そして何より軽いとくれば確かに中古とは言え1万で買えるならお買い得だと感じた。
Androidバージョンは9でサポート終了しているが、サブ機としてカメラやDAP用途で使用するなら非常にコスパが良い機種だと思う。
来年にはXperia1に買い替えしようと思っていたが、長く使いこみそうな気がする一台だ。

 

【外観・前面】

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※保護フィルム貼付済み(貼る前に写真撮れば良かった…)

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【後面】

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カメラは単眼レンズだが、横にレーザーAFセンサー/色彩センサーが付いている

 

【側面(サイドキー)」

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右から音量キー、電源キー(指紋認証も兼ねる)、シャッターキー

 

【カメラ画像比較:AQUOS R3】

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【カメラ画像比較:Xperia ZX1】

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ZX1の方が色合いが鮮やかだが、背景のボケ具合はAQUOS R3の方が綺麗

 

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