春の陽気が漂う季節に合掌造りを見ても、いまいち感動がわかない・・・。
やはり冬に観るのが風情があって良い。まあ、雪の中たどり着けるかは怪しいが・・・。

で、見物もそこそこに、お蕎麦を求めて上梨地区の飲食店街へ。
パッと目に入った、「合掌 庄九郎」に入ってみた。
お店は玄関のテーブル席と座敷に分かれている。座敷は昔から伝わる絵等が飾られており、部屋を眺めているだけでも面白い。
今回はテーブル席に座ったのだが、次回は座敷でゆったりしてもいいかも。

山菜そば

五箇山豆腐
山菜は当然ながら美味しい。えぐみがたまらない。そしてお蕎麦も平麺の様だが粉っぽくなく、柔らかい麺で都会ではあまりない味わい。お出汁も醤油ベースの田舎そばではない、透明度の高い出汁なのだが塩とも違うしょっぱさが感じられる。久しぶりに美味しいと思えたお蕎麦だった。

なかなか食べに来られないのが残念だが、冬の雪景色の中で食べたら最高だろうな。
まあ、大雪の中、五箇山へ行くことの困難を考えると叶わぬ夢かもしれないが・・・。