2012-10-22 島根紀行③ 島根の重要文化財 松江城 旅行・温泉 #飲み物 全国に現存する12天守の一つである、松江城。 現存する天守閣の中で、平面規模では2番目、高さでは3番目、古さでは4番目で、昭和10年に国宝に指定されたが、昭和25年に重要文化財に格下げ(?)されたお城である。 堀尾吉晴が関ヶ原の恩賞として出雲国に入封され、5年の歳月をかけて築城した桃山様式の荘重雄大なお城である。 乱世が終息した後の築城であるため、同じ出雲の富田月山城の様な山城ではなく、商業・流通を重視した平野部の城下町の中心とし立地している。 特に流通(水運)を重視した町割りとしているため、中海そして日本海繋がる宍道湖に接し、また京橋川を大きな外堀として活用するなど、山間から日本海へ水運を利用した風光明媚なお城となっている。 それにしても、戦後に再建築された他の天守閣とは違い、いかにも古きゆかしきお城で姫路城の様な華麗さはないがまさに荘重なお城だ。 今回は10月だったので見れなかったが、春は桜の名所としても有名で、さくら名所100選にも指定されている。 天守閣から一望できる宍道湖も美しく、まさに松江のシンボル。 松江城の見学と、お堀の遊覧(堀川めぐり)をしないと、城下町松江を満喫できない。 東日本から島根はアクセスしづらいが、一見の価値はある城下町だと思う。 南櫓付近 中櫓付近 石垣 穴太衆の野面積み 太鼓櫓 松江神社 興雲閣(残念ながら閉館中) 縁結び水 松江城 天守閣 天守閣 天守から眺望できる宍道湖