peach's blog

北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

 

富山が誇る吟醸酒 舛田酒造店「満寿泉 大吟醸 寿」

富山県で最高峰の日本酒と言えば舛田酒造店の「満寿泉」。
吟醸の満寿泉」と言われる程、吟醸酒に力を入れている蔵元で、希少種の吟醸酒になると1万~5万位にもなる。
まさに吟醸酒の代名詞と言える蔵元だが、以前、親戚からもらった満寿泉を冷蔵庫にしまいっぱなしだったのを思い出し、今さらながらだが飲んでみた。
 
今回開封したのは、満寿泉の「大吟醸 寿」の四合瓶。
純米大吟醸ではないが、大吟醸酒の最高峰の一つ。
 
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醸造平成23年11月なのですでに醸造から一年以上経過しているが、すっきりとした飲みやすさと雑味の無い米の旨味が両立したお酒だった。
ただ、やはり純米大吟醸の方がより芳醇な味わいが楽しめるのではないかと思う。
特に精米歩合が40%なので雑味が少ないのだろうが、逆に旨味の広がりが限られているお酒になっていように感じられた。
朝日酒造の「越州 桜日和」も純米酒ではない吟醸酒だが、米のふくよかな旨味が発露していた。
酒造米の違いがあるのだろうが、大吟醸酒として洗練されすぎている印象。
もう少し紳士にならないと味わいが分らないレベルのお酒なのも知れない。
 
ちなみに満寿泉は蔵元の近くにある「酒商田尻」さんが取扱が豊富なので、興味のある人はHPを要チェック。
 
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金ラベルが高級感を演出。
 
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ナンバリングボトル。23年度の553本目。
 
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透明度の高い澄んだ色合い。