peach's blog

北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

 

だいぶこなれてきたWiMAX2+ルーター 「HWD14」

WiMAXの高速規格である「WiMAX2+」が唯一使用できるルーターHWD14」。
WiMAX2+のエリアはまだ都内中心部等に限られているため、下り最大110Mbpsの高速通信は実質的には利用できないが、既に実用化されている高速通信規格である「LTE」と、LTEの様な速度制限がない既存の「WiMAX」が使用出来るハイブリット型のため、使い勝手が良いルーターだ。
 
しかし、10月末に発売・サービスインしたものの、「WiMAXの受信感度が低い」「スリープモード移行によりWi-Fi接続が頻繁に断絶する」といった不具合(仕様)により非常に不安定なルーターとして評判が悪かった。
WiMAXエリア内なのに全く電波を拾わない、または、拾っても低速ですぐに途切れてしまう事例が多かったようだが、幸いなことに自分の端末は受信感度は良かった。
スリープモードによるWi-Fi接続の断絶もまれに発生する程度ではあったが、実際に発生すると再起動するしかなかったため、日常的に発生する事象となっていたユーザーの評価が非常に厳しかったのもいた仕方ないと思う。
 
たが、これまでに12月5日19日にファームソフトのアップデートが行われた結果、WiMAXの受信感度の改善が図られたようだ。
実際、自分の端末は受信感度について不満はなかったが、アップデート以降はWiMAXに接続する時間が早くなった印象だ。また、意図しないスリープモードへの移行は今のところ発生していないため、ルーターとして十分に機能している。正直当初のネットでの不評ぶりに買った事を後悔していた時期もあったので、安心して使えるようになったのは本当に嬉しい。月額基本料もかなり安くなったので今となっては購入して本当に良かったと思う。(ちょっと節操がないが・・・)
 
さて、そんなHWD14だが、やはりWiMAX2+の超高速通信も体感してみたいところ。
そこで、年末に東京へ行った際にWiMAX2+エリア内で実際に接続できるか試してみた。
場所は大手町の京王プレッソイン。HWD14の電源を投入すると・・・、
 
イメージ 1
 
確かに「WX2+」の表示が出ている。そこで早速スマホと接続して通信速度(下り)を計測してみた。
計測ツールは「RBB TODAY SPEED TEST」。
で、計測してみたが、17~20Mbps位に収まった。
確かに既存のWiMAXよりも格段に速いが、理論値110Mbpsには程遠い。大手町で測定はしていないがLTEの方が恐らく早いだろう。
 
まあ、実用的な速度ではあるので問題はないが、40Mbps程度は出るかなと思っていたので、期待していた感動が無かったのは少々残念。
 
UQコミュニケーションズはUSB接続による通信を推奨しているようだが、現在のモビリティー環境では現実的な選択肢とはなり得ない。
今後の基地局整備等の通信インフラ整備に期待しつつ(まずはサービスエリアの拡大からだが)、通信速度制限のない既存のWiMAXルーターとして使っていきたいと思う。