念願のおでん屋さん、片町の「赤玉本店」に昨日行って来た。
昔から行ってみたいと思っていたが金沢では有名店のため、過去行く度に満員で入ることが出来なかった。
今回は8時ごろに入ったため、待ち時間も少なく小上がり席で食べることが出来た。
カウンターも良いのだが、二人でおでんを食べるとなるとお皿が大きくなるので、やはりテーブルの方が食べやすいし体も楽だ。
肝心のおでんだが、大根やちくわ、焼き豆腐、厚揚げ、たまご等のコンビニおでんの様な一般的な具材から、車麩や赤巻(赤くうず状になっているかまぼこ)等の金沢らしい具材、つぶ貝と言った珍しい具材まであった。

だが、赤玉はおでんの他にも舌を唸らせるものがある。
それは「湯豆腐」と「牛スジ煮込み」だ。

牛スジは甘しょっぱく煮込んであって、肉も柔らかく本当に酒が進む。
そして、湯豆腐はおでんとは違ってこちらも甘じょっぱい出汁で煮込んであり、おでんと比べると非常に濃い味付け。
何しろおでんは透明な出汁なのに、湯豆腐は黒い。
出汁のポイントとしては昆布が一切れ入っていること。出汁に昆布の旨みが出ていて、甘みとしょっぱさと旨みがマッチした湯豆腐となっている。これで500円とは非常にお得だと思う。
あと、お刺身も新鮮で美味。今回はカジキの刺身を注文したが、鮮度が良くカジキの甘みが出ていてこれがまたお酒と合う。

たくさんの人がこのお店に通う訳が改めて理解できた。
今回は長い時間滞在できなかったが、次回はじっくりとお酒とおでんを楽しみたい。