peach's blog

北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

 

金沢の立ち食いそばの代名詞 金沢駅「白山そば」

金沢で立ち食いそばはほとんど見かけないが、例外なのが駅。
通常、JR線がある主要駅なら立ち食いそば(駅そば)を見かけるが、無論、金沢駅にも「白山そば」という立ち食いそばがある。
場所は金沢駅構内にある商業施設「Rinto」内のお土産売り場の後。関東や関西なら改札をくぐったホーム内にそば屋があったりするが、金沢駅は改札の外に「白山そば」があるので、乗換の合間にちょっとホームでそばを食べることが出来ないのが残念。
基本スタイルは立ち食いだが、座って食べることが出来るスペースも確保されている。
メニューはそば・うどんがメインだが、ラーメン(和風ラーメン500円)の提供も行っており意外に人気らしい。
定番メニューは
 かけそば・うどん  370円
 月見そば・うどん  420円
 いなりそば・うどん 470円
 山菜そば・うどん  490円
 とろろそば・うどん 490円
 天ぷらそば・うどん 520円
 かきあげそば・うどん 520円
 カレーそば・うどん 600円
 ざるそば      530円 …等々

金沢特有の変わり種としては、しろえびかき揚げそば・うどん(570円)や高岡大仏コロッケ(200円)等がある。と言ってもしろえびも高岡コロッケも富山県のグルメだが…。
個人的に好きなのは「天ぷらそば」。これはエビ天が入っているのではなく、小さな小エビが入った天かすのそば。一応小エビが入っているからエビ天には違いないが、大きなエビ一匹が入っているの想定して注文すると「騙された!!」となるので注意が必要。ちなみに隣の富山県にある「立山そば」の天ぷらそばも同じ形式。
白山そばの出汁は濃いめの醤油ベースなので、エビ天よりも天かすの方がそばつゆに脂の旨みが染みてコクのある出汁になり旨い。そばつゆを吸って膨らんだ天かすもお腹に溜まりやすく満腹感が出る。かき揚げだと途中で脂っぽくなって食べきれないことがあるが、天かすは意外とマイルドだしさっと食べれるので、立ち食いそばでは天ぷらそば(天かすそば)が自分の定番となっている。

しかし、そばもうどんも美味しいのだが、立ち食いそばにしては値段が少し高い。実は新幹線開業前は全体的に50円程安かったのだが、開業を機に立地が変更になったことにより値上がりしている。テナント料等が高いのだろうが、やはり駅の立ち食いそばはワンコインで食べれるのが魅力的だったのだけど。
でも値上がりしても、味やメニューは対価相当ではあると思う。全体的に600円を超すようになれば高いと思うが、一般的には許容範囲なのだろう。
安さにこだわりお店が継続できない方が問題なので、何とか今の価格帯で維持して欲しいところだ。

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天ぷらそば(520円) ほぼ天かすだがこれが旨い。

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もう少しすると金沢も冬の装いに変わります(2018年冬の金沢駅鼓門下)


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