peach's blog

北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

爽やかな酸味と喉越しが夏に合う極上生酒 車多酒造「五凛 純米生酒」

石川の酒と言えば山廃で有名な車多酒造の「天狗舞」があるが、車多酒造では天狗舞ブランド以外にも「五凛」と言うブランドも展開をしている。
五凛は「料理の美味しい味わいを引き立て、場を盛り上げたり、ゆったりとした気分で楽しんでいただける上質なうまさを感じるお酒」をコンセプトとしており、「お客様、飲食店、酒販店、蔵元、杜氏の五者が常に凛とした関係で、お酒を楽しむ」と言う思いから五凛と命名されている。
そのコンセプトからわかるように華やかで目立つ酒ではないが、旨味、酸味、喉越しのバランスが良く、食中酒として料理をより美味しく彩る酒となっている。
昔は五凛の純米酒を好んで飲んでいたのだが、ここ1年程は久しく飲んでいなかったので五凛が恋しくなり、金沢市内にある酒屋「酒のぬまた」さんを訪問。
酒のぬまたさんは石川の酒は無論のこと、福井や富山の酒蔵や、長野の大信州、高知の酔鯨、滋賀の不老泉、静岡の開運等、全国の有名銘柄も取り扱っている日本酒好きには堪らない酒屋だ。
店内に入ると大きな業務用冷蔵庫に多数の日本酒が並んでいる。吟醸本醸造等の区別も含めると、軽く50種類くらいはあるのでないだろうか。今回のお目当ては五凛だが目移りしてしまう…。それぞれの日本酒にしっかりと「辛口度」や「どんなお酒か」を書いたポップが貼られているのが嬉しい。今回は時間が無かったので買ってすぐに帰宅したが、時間があれば小一時間は日本酒を吟味してしまいそうだ。

他の日本酒と悩まないよう五凛が置いてある冷蔵庫に向かう。1,000円~1,500円の予算で考えいたので純米酒狙いだったのだが、一応吟醸酒も確認してみる。しかしやはり予算オーバー(720mlで2,000円程)。予定通り720mlの純米酒1,430円(税込み)を買おうと思ったら、同じ価格で純米酒の生酒も置いてあった。期間限定醸造とのことで暑い季節になったこともあり、フレッシュな生酒で一杯やるのもいいかと思い、今回は純米生酒720mlを購入。刺身とかに合わせるなら火入れした純米酒の方が合うのだが、季節に合わせた酒も風情があってよい。ちなみに酒のぬまたさんでは純米生酒が五凛の一番人気だそうだ。

お会計を済ませ、そそくさと保冷バッグに五凛を入れて速攻で帰宅し、まだ冷えた状態の生酒を早速いただく。
口に含むと爽やかな酸味が口いっぱいに広がる。そして後口に感じられる柔らかいキレ。生酒らしい炭酸感とヨーグルトの様なほのかな甘みと酸味。この甘みと酸味が意外に濃厚だ。そしてその濃厚な酸味の邪魔をしないさっぱりとしたキレ。酸味からスッと連なる喉越しが非常に良い。
火入れした純米酒に比べ、旨味やコクそして香りは少ないが、生酒らしい爽快感と濃厚な甘酸っぱい風味が旨い酒。食中酒というよりは酒単体で味わう方が美味しいだろう。

これまで五凛の生酒を飲んだことが無かったが、これまでの五凛とは違う初めて味わう風味だった。
正直、イメージしていた五凛とは違っていたが(生酒は同じ銘柄でも火入れ酒とは違う風味だが)、夏に飲む日本酒としてはピッタリの酒だ。甘酸っぱい風味は女性にも飲みやすいお酒なのではないだろうか。
夏の贈り物で日本酒を検討しているなら、夏らしい五凛の純米生酒は良い選択肢だと思う。

 

f:id:apple2019a:20200530100157j:plain

f:id:apple2019a:20200530100120j:plain

f:id:apple2019a:20200530100307j:plain

f:id:apple2019a:20200530100307j:plain

f:id:apple2019a:20200530100323j:plain

 


【関連記事】

hb.afl.rakuten.co.jp

www.tengumai.co.jp

www.tengumai.co.jp

www.sake-numata.com