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光学3倍レンズが魅力的な小型ハイエンドXperia Sony「Xperia5 ⅱ(SOG02)」

2022年の秋に購入したAQUOS sense7
現在メイン端末として使用していて、ゲームをしないライトユーザーとしては概ね満足してはいるが、以下の仕様に不満を感じている。

・動画の撮影サイズがフルHD/60FPSまで
・動画撮影時の手振れ補正がフルHD/30FPSまで
・望遠レンズがない(デジタルズームでの撮影になる)
・ステレオスピーカーではない
・ディスプレイのリフレッシュレートが60Hz

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スピーカーとリフレッシュレートは満足度の問題なので、スマホを使用するにあたり実用面で制限が発生するわけではないのだが、カメラの望遠レンズと動画撮影についてはスマホでの撮影時に想定した動画や写真のレベルにならないので、現状では初代Xperia5をサブ機として持ち歩いている。
初代Xperia5は光学2倍の望遠レンズを搭載しており動画もそこそこ綺麗なのだが、アフターコロナを迎え、今年から本格的に開催される花火やお祭り等のイベントを動画撮影するにあたり、もう少し望遠が効くスマホが欲しくなった。
サブ機の条件として、「4K撮影可能」「手振れ補正あり」「光学ズーム3倍以上可能」「5G通信可能」「価格2万円程度」なスマホを探していると、楽天ゲオモバイルでランクAのXperia5 ⅱau版:SOG02)が27,280円で販売されているのを発見。
サブ機として買うには正直まだ高かったのだが、ポイント還元率が高かったのと(楽天ゲオモバイルは毎月0か5のつく日はショップ特典で還元率が10倍になる)、基本性能の高さ、光学3倍レンズに惹かれて購入した。
現在Xperia5はⅣまで販売されており、今回のⅱは2世代前(2020年発売)となるが、基本スペックを見てみると、まだ十分に現役で使用できる。

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【主なスペック】

ディスプレイ 約6.1インチ / 有機EL / Full HD+ / HDR対応 / 120Hz駆動
サイズ 約68mm×約158mm×約8.0mm / 約163g
CPU Qualcomm®Snapdragon865 5G Mobile Platform
メモリ RAM:8GB / ROM:128GB
OS Android12までアップデート可能
カメラ5 16mm(超広角):1/2.6インチ / 1220万画素 / F値2.2
70mm(望遠)    :1/3.4インチ / 1220万画素 / F値2.4
24mm(標準)    :1/1.7インチ / 1220万画素 / F値1.7

※望遠レンズは標準レンズ比で光学3倍(デジタルズームでさらに3倍まで可)

 

参考までにGeekbench5のベンチマーク比較を見てみると、2022年~2023年前半のミドルスペックのメインであるスナドラ695を積んだ機種よりも高い。

 ・Xperia5 ⅱ   :シングルコア 802 / マルチコア 2819

 ・AQUOS sense7 :シングルコア 640 / マルチコア 1780

 ・Snapdragon6 Gen1 :シングルコア 758 / マルチコア 2216 
  ※出典:QUALCOMM SNAPDRAGON 6 GEN 1レビュー

RAMは8GB積んでいるが、恐らく2023年~2024年にかけてのミドルスペックは6GBがメインになると思われること、2023年下期モデルから搭載が想定されるミドルスペック用CPUのSnapdragon6 Gen1よりもベンチマークが高いことを考えれば、まだ数年は現役で使えるスペックだと思う。
(グラフィック性能は最新のミドルスペックレベルなので、FPS等のゲームは最高レベルでの使用は難しいだろうが…)
あとは、OSアップデートやセキュリティアップデートが終了している(と思われる)のがネックだが、個人的にAndroidはITリテラシーを理解しており、アプリ使用時のリスク管理が個人で出来るのであればアップデート対応が終了していても問題ないと思っている。
個人番号・クレジット番号・口座情報等の個人情報を使用するスマホなら最新のセキュリティパッチを当てておいた方が良いと思うが、サブ機として動画視聴やゲームをする目的で使用する分には大きな弊害ではないだろう。

肝心の望遠レンズだが光学3倍と手振れ補正の恩恵は大きく、4K望遠撮影時の動画はメイン機のAQUOS sense7よりも綺麗に撮影できる。
ただ、光学ズームは3倍しかできず2倍ズームは標準レンズでのデジタルズームしか出来ない(光学2倍の設定がハード的にない)のと、先代のXperia5と比較すると暗めに撮影されるのが残念。
明るい場面や光源がある場所では綺麗に動画撮影出来るのだが、光量が少ない所では見た目そのままに暗めの撮影になる。
この辺は後継のⅢやⅣで改善されているがまだまだ手軽に買える値段ではないので、個人的にはしばらく初代Xperia5とⅱの両方持ちにして、被写体の距離感に合わせてどちらかのスマホで動画撮影しようと思う。

広角(標準)レンズ、超広角レンズは解像感は十分で、レンズごとに色合いが変わることもないので使いやすい。風景や花・料理等の撮影においてはAQUOS sense7と同等の写真になっている。
一方で最近はミドルスペック機でも標準搭載のナイトモードが無いので、夜間撮影は断然AQUOS sense7の方が明るくキレイ。
低照度撮影が可能になっているが目に映る明るさと同等に撮影されるので、ナイトモードの様に暗い部分が明るく撮影はされない。見たままの自然でリアルな写真が良い人には十分だが、映える写真が欲しい人には物足りないかもしれない。
どんなシチュエーションでも最高品質の写真や動画を撮影したいなら、やはり最新のハイスペック機を買った方が良いだろう。
(個人的には光学望遠3倍で花火の動画撮影をしたかったのと日常の写真撮影のクオリティは高いので、本機の性能で十分ではある)

なお、現時点ではキャリア・ソニー直販ともに販売が終了しているため、中古販売店かメルカリ等の個人売買での購入となる。

【2023年7月時点の販売価格】
 ・Xperia5 ⅱ(ゲオモバイル:中古) :27,280円

 ・Xperia5 ⅱ(イオシス:中古)   :25,800円

 ・Xperia5 ⅲ(ゲオモバイル:中古) :57,519円

 ・Xperia5 ⅲ(イオシス:中古)   :67,800円

 ・Xperia5 ⅲ(Sony直販:新品)   :79,200円

 

夜間以外でのカメラ性能は十分だし、120Hz・フルHD+のディスプレイ性能やCPU・メモリは現行ミドルスペック以上。2025年頃までは最新のミドルスペックスマホと同等レベルで使用できるであろうことを考えると、現時点での中古のXperia5 ⅱは価格的にも中華ミドルスマホと同価格帯なので良い選択肢でないだろうか。
2023年秋頃にはXperia5もⅤが販売される(またはXperia5とは別ブランドの小型ハイエンド機かもしれないが)と思われるので、秋ごろまで待てば中古市場ももう少し安くなるかもしれない。
改めて価格帯を見てみるとスナドラ888と2.9倍・4.4倍の望遠レンズを積んだXperia5 ⅲがソニー直販の新品で8万円を切っているので、5万~7万のミドルペックスマホを買うよりはお得な気もする。Ⅲの望遠はⅱよりも解像感が高く使いやすい様なので、スナドラ888の発熱問題はあるものの、新品をメインスマホとして購入するのもありかもしれない。(個人的にはⅲが欲しいが手が出せる価格ではないけど…)

カメラは現行のスマホから少し見劣りするが、5G対応の高性能スマホとしてみれば2023年現在でも十分に使用できる端末なので、中古品やセキュリティアップデートが見込めない点が気にならなければ価格的にも良い選択肢だろう。
気になる人は中古価格が下がるであろう秋頃の購入を検討してみてはいかがだろうか。

 

【外観】

 

【写真作例】

 

 

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