peach's blog

北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

西金沢で食べる旨くて安くてボリューミーな海鮮食堂 金沢市「魚菜屋 魚がし食堂東力店」

秋も深まり、日本海の幸も脂が乗り始めた三連休。
台風19号の被害に遭った北陸新幹線も再開し、寒ブリと並ぶ冬の味覚である加能ガニ(ズワイガニの雄)・香箱ガニズワイガニの雌)の漁も11月6日から解禁されるとなれば、冬の北陸へ観光に来る人も多いだろう。
北陸の観光業としても近年の日韓関係の冷却化から、韓国等の東アジアからの観光客数減少があることから、全国から秋冬の金沢や能登、富山や福井等への来訪者を期待する時期でもある。
さて、北陸観光と言えば目的の一つは海産物や伝統料理、お酒等があると思う。
冒頭にも書いた通り秋から脂が乗って美味しくなる魚は、金沢に限らず日本海側の飲食店に行けば、どこでも美味しく食べれると思う。
しかし、金沢を始めとする観光地では10年前と比較して、価格が上昇傾向にある。
例えば昔なら1,500円~2,000円で食べれた海鮮丼が3,000円前後に値上がりしている。
観光地バブルと言えば仕方ないのだが、地元民とすると昔は安く食べれていたものが、気軽に食べれなくなったのも事実である。
(昔、京都で6,000円程の豆腐料理を食べに行った時に、宿泊した旅館の仲居さんがポツリと「以前は1,000円から2,000円で食べれたのに、皆さんの様に全国から食べに来るから価格が上がって気安く食べれなくなった」と若干嫌味を言われたが、まさにわが身だと思う…)

とは言っても、北陸にも格安で美味しいご飯を食べさせてくれる飲食店ももちろある。
今回紹介の「魚菜屋 魚がし食堂東力店」は水産卸会社が直営する食堂。
石川の台所である金沢市中央卸売市場(観光で有名な近江町市場は消費者向けの市場で、業者向けの卸売市場は中央市場となる)内で、海鮮食堂や寿司専門食堂、さらには肉料理の食堂等を手掛けている会社が、金沢市の郊外に出店した店舗。
そのため、安いのに魚の鮮度や量が半端ないと金沢でも有名なお店である。
中央市場の場合は駐車場が少なく車でのアクセスに不向きだが、魚がし食堂東力店は金沢市の中心から少し離れた場所に立地するため、駐車場もそれなりに確保されているので、車やバスでのアクセスも良好なのもポイントが高い理由の一つ。
そのため、平日のランチ時間帯や休日ともなると、常にお客さんで一杯の人気店。
訪問日は土曜日だったが、奥さんとの記念日のランチだったので10分位なら待とうかなと思い、お店へ車を走らせた。

12時頃にお店へ到着。駐車場は店舗前と横に20台分程確保されているが、すでにほぼ満杯。11時から開店だが多分11時半ごろには満員になっているだろう。たまたま食べ終えた一台が駐車場から出て行ったので駐車出来たが、タイミングが悪ければ順番待ちどころかお店にすら入店出来ないところだった。
入店して順番待ちの紙をみると、やはり何組か順番待ちの状態。入口に待合スペースがあるが混んでいるので、車の中で待っている人もいる状況だった。
ところが運良くカウンターの2人席は空いているとのことで、待たずに席に案内された。
このお店は総席数42席だが、カウンター席が10席ほどある。先に順番待ちしていた客は家族連れでテーブル席希望だったので、二人連れだった我々は待ち時間なく案内されたようだ。
ちなみに、案内されたカウンターは正面が調理場となっており、客がオーダーした品々が目の前で調理されている。新鮮な刺身や海鮮丼が目の前でドンドン仕上がっていくのを見ながら待てるのは食いしん坊としては嬉しい限りだ。

さて、本題のメニューだが、魚がし食堂東力店のメインは海鮮丼や、刺身や天ぷら、焼魚が入った定食。他に肉料理もあり、海鮮と肉の定食もある。
お店の売れ筋は海鮮丼だと
 ・日替り特盛りてんこ丼 (1,000円)
 ・中トロ丼(1,200円)
定食だと
 ・平日限定のお魚ランチ(850円、お刺身、焼 or 煮魚、魚フライ・、惣菜)
 ・お魚大好き定食(900円、刺身等9点)
 ・お刺身とお魚尽くし定食(1,000円、お刺身、焼魚、煮魚、天ぷら 、惣菜)
 ・【10食限定】本マグロの刺し盛り定食
  (950円 マグロとお刺身盛り、焼 or 煮魚、魚フライ、惣菜 )
等々、たくさんのメニューがある。

自分は刺身とご飯を一緒に食べるのは好きでないので、焼魚がメインの
 ・お刺身と焼魚定食(900円、お刺身、焼魚、魚フライ、・惣菜)
奥さんは定食はどれも食べきれなそうとのことで、少量定食の
 ・チョット少なめの定食(800円、お刺身、小焼魚、小煮魚、出し巻、天ぷら、惣菜)を注文。
なお、定食のご飯は「大・中・小」から選べるが、他の客の定食のご飯が漫画盛りになっていたので、大は止めて無難に中にした。
(チョット定食はご飯は「小」のみとなる)

自分が注文した刺身と焼魚定食は、メインの焼き魚が3種もついてくる豪勢な物。
注文のタイミングにより焼かれる魚や部位が異なるようだが、今回はサンマ、カマ、多分メバチの3種の焼きだった。その他に、サバの味噌煮と刺身、そして味噌汁にも魚の身が入った豪勢な内容。
他のお店なら焼魚だけでも900円はしそうな内容だ。無理を言うなら刺身の量はもう二切れほどあっても良かったが、鮮度が良くこれで900円とは思えない内容だ。
また奥さんが注文したチョット定食も刺身・煮魚・焼魚・天ぷらとも普通の量で、こちらも他のお店ならば1,000円越えは確実な内容だ。
他の客が注文していた海鮮丼やフライや天ぷらの定食も量が多く見るかに美味しそうだった。家族連れも多かったが、子供が小さい歳から新鮮なマグロや地魚の刺身を食べてしまうと、もう格安回転寿司では満足できなくなっちゃうだろう。
なお、お米は石川県産ブランドである「ひゃくまん穀」を使用しており美味しいご飯だ。

人気店なので待ち時間が発生する可能性が高い食堂だが、安くて美味しい海鮮が食べれるお店。単品料理やアルコール類のメニューも豊富でかつ価格が安いので、北陸の人も観光客の人も、ぜひランチや飲みの席等で一度は利用して欲しいと思うお店だ。

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店舗外観。店舗前は駐車場。

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調理場。今回は調理場前のカウンター席を利用。

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次々と定食屋や海鮮丼が出来上がる。自分のではないが焼魚の量が凄い!
f:id:apple2019a:20191102155839j:plainお刺身と焼魚定食(900円) ご飯は中サイズ。

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左側がカマ、中央がサンマ、右側がメバチの焼魚。

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刺身はサワラとカンパチとアジかな?新鮮で旨いけどもう少し量が欲しかった。

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サバの味噌煮と小松菜と揚げの煮びたし。さりげなく旨い。ご飯に合う。

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みそ汁の具も魚の切り身。アラではなく身なのが嬉しい。

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石川県の県オリジナル新品種米「ひゃくまん穀」

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こちらは「チョッと少なめの定食(800円)」。いや多いし安いよ。

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定食メニュー。平日ランチは土日祝は対象外。

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お肉料理も充実している。次は魚と肉の定食を食べたい。

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実際に他の客の海鮮丼を見ていると1,000円前後でこの量は破格!!

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単品料理、ドリンク類も充実しています。単品メニューも安い!

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店内は17時以降喫煙可能。但し電子タバコのみ。

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