peach's blog

北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

 

男なら黙って宗玄で晩酌 宗玄酒造「宗玄 純米石川門」

能登を代表する地酒と言えば「宗玄」。”フルボディ”と表現する人もいる重厚感ある酒は、石川ならず東京でも宗玄をメインに扱う料理割烹もあるほどの評判の日本酒だ。
北陸の居酒屋や割烹等でも良く扱われており、深みのある米の旨みとキレが料理にも合う。
宗玄は兵庫県産特A地区山田錦酒米に使用したお酒が多いが、地元石川の酒米である「石川門」を使用した酒造りもしている。石川門を使用したお酒としては、ハイクラスの「SOGEN 01 純米石川門」とエントリークラスの「純米石川門」。
恐らくこれまで飲んできた宗玄の純米酒は居酒屋も含めて山田錦純米酒だったはずで、石川門を酒米にしたお酒は飲んだことがないはず。と言うことで竪町商店街を散歩していた際に、商店街にある有名な酒屋さん「きたなか」で販売していた180mlボトルの「宗玄純米」を360円で購入。
ちなみにこの酒屋さん、店内に日本酒の試飲機があります。500円で3銘柄(一杯30㏄)の試飲が可能。昔、越後湯沢駅の「ぽんしゅ館」で試飲をしたことがあるが、まだきたなかさんではしたことがない。今回は試飲はしなかったが、地元の酒飲みとしてはしっかりと利き酒を体験しとかないと…。

さて今回購入した1合ボトルの純米酒は酒蔵のHPには掲載されていないタイプ。
酒米:石川門、精米歩合:65%との表記なので、純米石川門の方だと思われる。もしかしたら業務用なのかもしれないが、緑色のボトルに白地で力強く宗玄と書かれたボトルが何とも格好良い。このまま燗付してぬる燗にしても風情がでるだろう。
個人的には割高になるかもしれないが、1合瓶(180ml)から300mlクラスのミニボトルが好きで、同じ銘柄でも、ミニボトル用にボトルやラベルののデザインや色合いを変えていることも多く、日本酒を味わうと同時にボトルをインテリアとして楽しんでもいる。
肝心のお酒だが、穏やかな酒米の旨みと喉越しのキレ。ほのかに感じる酸味が旨みに変わり、その後芳醇な辛口に変化する。改めて飲んでみると酒の旨みとともに淡麗感もあり重厚なお酒だ。ところが生姜醤油のカツオのたたきと合わせてみると、辛口な喉越しは強く主張せず、芳醇さが広がりカツオを引き立てていく。
何とも飲みごたえのあるお酒だ。酒だけで嗜んでも肴と合わせても、どちらも旨い。
まだ燗にして飲んでいないが、人肌燗でも芳醇をのこしたままより淡麗になるかもしれない。
宗玄のハイクラス(吟醸酒やSOGEN SAMURAIシリーズ等)は高価で手が出ないが、いずれはハレの日の酒として口にしてみたい。

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        ボトル正面 シンプルかつ男らしいボトル

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         ボトル背面 英語表記が併記されている

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          ボトル側面 酒米「石川門」の印字

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                金色のキャップ

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             少し黄みがかった色


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