新年明けましておめでとうございます。
本年も本ブログをよろしくお願いいたします。
年末年始にかけての日本海側の大雪が心配だったが、金沢は他の地域に比べて積雪も少なく年始からの除雪もせずに済んだので、元旦は近所の神社で初詣を済ますと、夫婦二人で簡単なお節とお雑煮で新年を祝った。
令和四年の酒初めに選んだのは、イオンモールのリカーショップで販売されていたイオン限定の加藤吉平商店「梵 純米大吟醸 磨き五割」。
720㎖で税抜1,500円と純米大吟醸としては破格の価格。磨き5割以外にも720㎖で税抜3,000円の「磨き三割八分」も売っていたのだが、コスパを考えて安価な「磨き五割」を酒初めに選んだ。
ちなみに「磨き五割」はイオン限定品として販売されているが、兵庫県産山田錦を50%まで磨いた純米大吟醸。以前飲んだ「梵・純粋」も兵庫県産山田錦の磨き50%だが、こちらは生貯蔵なのでなので、蔵元で販売されている該当品としては「梵・吟撰」だと思う。
雪が降る寒い元旦ではあるが、今回も冷酒で新年一杯目を飲む。
口に含むと雑味が一切なく濃厚な酸味と甘味が広がる。そして口に含んだ後に鼻に抜けていく吟醸香。芳醇で華やかな日本酒だが、昆布締めの様な味の濃いお刺身にも負けない濃厚な味わい。一方でキレはほとんど感じられないが、口に含んだだけで華やかな香りと甘みが続く幸福感に溢れた日本酒。
この芳醇濃厚な純米大吟醸酒が720㎖で1,500円とは破格のプレミアムな大吟醸だと思う。しかし、磨き五割でこの旨さならば3,000円の「磨き三割八分」はどんな味わいなのだろうか。来年の酒初めは「磨き三割八分」の超プレミアム大吟醸に挑戦してみるか。
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