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北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

 

加賀百万石の伝統様式美とシンプルモダンな建築美が融合した寛ぎホテル 金沢市「HOTEL AMANEK金沢」

金沢の繁華街と言えば、片町・香林坊エリア。
片町は居酒屋やバー・クラブ等が軒を並べる歓楽街、香林坊は百貨店やブランドショップ、用水路沿いの小規模ショップに迎賓館や兼六園・公園・武家屋敷・美術館等が集まる商業・文化エリアだ。
また近江町市場やひがし茶屋街等へのアクセスも良く、片町・香林坊エリアを拠点にすれば金沢の主な観光が出来る便利なエリア。
なので、片町・香林坊にはアパホテルを代表に多くのホテルや旅館があるのだが、そんな競争が激しいエリアで、2022年8月に片町のスクランブル交差点近くにオープンしたのが「ホテル アマネク金沢」だ。


目次

 

1.アマネク金沢

アマネクは全国8か所で『旅と街をつなげる「私のホテル」』をコンセプトにホテル展開をしており、ホテルが立地する地域の文化や歴史と、現代風のシンプルモダンな内装やサービスを融合させたホテルとなっている。

amanekhotels.jp

ホテル アマネク金沢も金沢の伝統工芸である九谷焼や金箔、伝統芸能である獅子舞等をフューチャーしたロビー・ラウンジとなっている。
一方で、純和風ホテルではなく、ハイアット等の現代ホテルのデザインやサービスも踏襲しており、カジュアルオフィスの様なロビー(受付がどこかわからん)や、ウエルカムドリンク・フィットネスジムの設置等、県外の人はもちろんのこと、海外旅行者にもグローバルなホテル設計やサービスの中で石川の伝統様式を楽しんでもらえる造りになっている。

 

2.客室

今回宿泊した部屋は「アクセシブルタイプ(バリアフリー対応)」のダブルルームなのだが、25㎡の広さがありベットもキングサイズベッド(W1800mm)なので、二人で寝ても狭くなく、ゆったりと横になることができる。
ちなみにアマネク金沢のスタンダードツイン・ダブル及びファミリータイプの客室は、バスが付いておらずシャワールームのみとなる。アクセシブルルームのみバリアフリーの観点からバス付のユニットバスタイプの客室となっているため、ゆったり風呂に浸かりたいなと思い、空いていたアクセシブルルームを予約させてもらった。
部屋内は新しくオープンしたホテルだけに綺麗でシンプルな装いになっており、25㎡の広さもあってゆっくりと寛ぐことが出来る。
チェックアウトは11:00なので、朝食後ものんびりと休んで出かけることが出来るのも嬉しい。
ドライヤーやケトル等の基本的なアメニティがそろっているのもありがたい。

 

3.大浴場

客室は基本的にシャワーブースしかないので、大浴場があるのは嬉しい。
とは言っても温泉ではなく、浴場もそれほど広くはないのだが、それでも体を伸ばして湯に浸かれるのは気持ちがいい。
大浴場内は照明を暗めにしており、天井に月明りを模したライトアップをする等、洞窟で入浴している様な感覚になる。
コンセプトとしては面白いが、狭い所が苦手な人は少しつらいかもしれない。
洗い場の数も少ないので時間によっては混みあう可能性もある。
今回は15時にチェックインして速攻で大浴場に行ったので他の入浴者はおらず、狭めとは言えゆっくりと入浴を楽しむことが出来た。
欲を言えばもう少し湯温が高い方が個人的は良かったが。
(入浴時間15:00~24:00、翌日6:00~9:00)

 

4.朝食

ホテル アマネク金沢の朝食はメイン料理が小皿料理で提供され、ご飯やみそ汁、サラダやとろろ等の薬味、デザート等はブッフェ形式となる。
石川の食材を使用した献立は無論美味しいのだが、九谷焼の小皿で提供されるメイン料理はそれ自体が一幅の絵画の様に美しく整っており、目で料理を愛でることができるのも特徴の一つだ。
確かにこれはインバウンドや県外の観光客も文化体験をしながら朝食を楽しめるので、良いコンセプトだと思う。
自分自身も九谷陶芸村で九谷焼の長皿や小皿を買ったり(訳アリ品等の安い食器だけど…)眺めたりするのが好きなので、食べるだけでなく目で楽しめる朝食となった。

 

5.まとめ

宿泊時は2月の平日でオープン記念価格での宿泊プランを選ぶことができ、朝食付きのアクセシブルルームが大人二人で12,420円での宿泊だった。
ウエルカムドリンクやコーヒーのサービスもあっての価格だったので、非常にコスパが良かった。
オープン記念プランは24年6月まで実施の様だが、アクセシブルルームは予約でいっぱいの様だ。
スタンダードダブルの部屋でも最安値で大人二人17,640円となっており、7月~10月の観光シーズンは3万円前後と高額になっている。
自分の様に平日であれば1万円前後で泊まれる日が多いので、休暇を取って金沢観光の拠点として宿泊すると非常にコスパが良いと思う。
個人的にも片町・香林坊で祭りやイベントがある時に、また宿泊したいな思うホテルだ。

hb.afl.rakuten.co.jp



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