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北陸のお酒や温泉をメインに徒然と綴っています。

 

西金沢の割烹料理店が繰り出すコスパ最強の日替わりランチ 金沢市「にしかね」

公私ともに忙しく、中々ブログも更新できない日々。
休日も外出するより家で休息をとる日が増えてきた。
お盆も出勤していたのだが、一日休みが取れたので奥さんとランチへ。
最初は西金沢にある「魚がし食堂」に行ったのだが、11時30分の段階で5組待ち。
待合室も込み合っていたので、近くにある割烹料理の「にしかね」へ移動。

にしかねは割烹料理店だが、昼間はランチ営業をしている人気のお店。
カウンターと小上がりが2つだけなのでいつも混んでいるのだが、今回は小上がりが空いていたので、そちらに通してもらう。
にしかねのランチは何といってもコスパが良い「日替り定食630円」!
今回は白身魚(タラかな?)・アジ・エビのフライ3種と、煮魚(サバ)に山掛けのお刺身。前回訪問した時はメインは焼き魚だったが、今回のフライも旨かった!
そう言えば気のせいか、奥さんのごはん茶碗より俺のごはん茶碗大きかったな。
前回もそうだった気がするが、男性には何も言わずに大盛りサービスしてくれてるのかも‥。

ちなみに、にしかねのランチは5種の定食があるが、天婦羅定食は時間がかかるのと大盛りなためか、入店した時間によっては食べられないことがあるので注意が必要だ。

  • 日替り定食(630円)
  • 天婦羅定食(850円)
  • 刺身停職 (910円)
  • 焼魚定食 (850円)
  • うな重定食(980円)
    ※すべて税込み

 

なお、駐車場問題や店内喫煙可等による20歳未満の入店制限等があるので、事前に前回のブログで詳細を参照して欲しいが、それでも金沢ランチに是非とも足を運んで欲しいお店だ。

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金大工学部跡地にオープンした石川県の新図書館 金沢市「石川県立図書館」

❚2022年7月16日オープンの石川県立図書館

金沢大学工学部小立野キャンパス跡地に建設されていた「石川県立図書館」。
ついに7月16日(土)からオープンとなり、借りたい本もあったので見学も兼ねて行ってきた。
流石に初日は混んでるだろうと思い翌日の17日(日)の10時ごろに行ってみたが、駐車場は満杯に近い状態。
コロナ禍の3連休で旅行は止めて、近場の新しいスポットに出掛けている人が多いのかも。まあ自分も同じ考えだから仕方ないか…。

❚円形劇場の様な館内と用途に富んだ読書スペース

館内は4階建のバームクーヘンの様な円形劇場形式に造られており、その風景や圧巻の一言。
この館内形状から、イタリア語で図書を意味する「ビブリオ」とドイツ語で年輪を意味する「バウム」をかけて、愛称は「百万石ビブリオバウム」となっている。

館内には様々な形式の読書スペースがあり、オーソドックスな机のエリアもあれば、ソファ等でゆったりと読書が出来るスペースもある。
そして特筆なのがソロスペース(一人分だけの席があるスペース)が館内各地に設けられていること。
石川県立図書館は館内で会話はOKとなっており、テーブルやソファーは相席になった人や周囲の人の会話が気になる場合もあるが、ソロスペースは自分しか座っていないので、周りを気にせずに読書や勉強に没頭できる。
また、予約制のサイレントルームもあり、話し声を気にせずに読書などに没頭できるエリアがあるので、これからの受験勉強にはもってこいかもしれない。
そして、子供エリアも設けているので、小さな子供を連れて来館しても親子で楽しむことが出来る。
お兄ちゃん・お姉ちゃんは図書館エリアで本を探したり勉強をしつつ、弟さんや妹さんは親御さんと子供エリアで過ごす、なんてことも出来るので家族で図書館に来やすくなるのではないだろうか。

カフェスペースには「HUM&Go(ハムアンドゴー)」が入っており、オシャレカフェで優雅にカフェタイムを楽しむことも出来る。
HUM&Goにはテラス席もあり、付近には小さいガーデンもあるので、晴れた日にテラス席でドリンクやスイーツを楽しむのも一興だろう。

駐車場は400台収容の広さ。金沢市が運営する図書館(泉野図書館や海みらい図書館等)は駐車台数が100台前後なので、広い駐車場があるのは有難い。
しかし駐車料金は必要で、入庫後30分間は無料で以降は30分ごとに100円がかかる。だが、館内で受付をすれば3時間までは無料となる。
バスの運行もあるので、館内で長時間読者や勉強をするなら、車ではなくバス出来た方が安上がりかもしれない。

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図書を借りる場合は、事前に「利用者カード」の発行が必要となる。
発行時には事前に「オンライン仮利用者登録(自分のメールアドレスを記載する必要がある)」を行い、館内の受付カウンターで「オンライン登録時にメールで届く仮利用者番号」と「免許証やマイナンバーカード等の本人確認が出来るもの」の提示をすることでカードが発行される。
会社員や大学生なら本人確認書類もメアドも持っているだろうが、子供や高齢者の場合はメアドを持っていないケースもあると思われるので、その場合はオンラインの仮利用者登録でなく、館内の図書検索機で事前登録をして、受付カウンターで登録を行うことも可能。
(利用者カードの有効期限は5年間で、期限超過後に延長手続きが必要)

石川県立図書館 | 利用者カードのつくり方


なお、利用者カードは2種類のデザインから選択可能。
今回夫婦それぞれで登録をしたので、自分は「石川県立図書館」が印字されたカード、奥さんは「百万石ビブリオバウム」が印字されたカードにした。

 

❚開架冊数は30万冊!手軽なセルフ貸出も便利!

開架冊数は約30万冊と全国の市町村立図書館の平均20万冊を超える冊数。
金沢市内には金沢市立図書館が5館あるので、県立図書館も合わせれば金沢市民にとっては十分なライブラリーが出来たと思う。
貸出期間は3週間だが延長も可能(延長は1回のみで最大3週間。延長前に貸出予約がある場合は延長不可)。

貸出手続きは館内各地に設置されている「セルフ貸出機」で手続きが出来る。
自分の利用者カードを端末にかざし、借りたい本を纏めて貸出機のガラス面に置くと自動的に図書データが読み取られ貸出処理が終了するので、非常に手軽でスピーディーな貸出手続きだ。
(本に貼られたタグがICタグになっていて情報を読み取るのだと思う)
ただ少し気になったのは、利用者カードの読取速度が少し遅く、読取処理が終わらない
ことがあり、カードの読取機器の操作が少し難点。
あとタッチパネルのディスプレイの操作も必要となるのだが、ディスプレイがテーブル面に固定ではなく、壁にマウントされている形式となっており、タッチパネル操作をするとディスプレイが動いてしまい画面操作がしづらいのも気になった。
若干気になる点はあるが致命的ではく手軽に早く行るシステムとなっており、本を借りたエリアですぐに貸出手続きが行えるのは非常に便利だ。

返却は直接図書館に来なければならないが、金沢市以外の居住者の場合は居住市町村の図書館でも返却が出来るので、能登や加賀等の遠隔地から借りに来た人は、返却は地元の図書館で出来るのは便利な運用だ。
金沢市民も各地の金沢市図書館で返却が出来れば良かったのだが、残念ながら県立図書館に返却に来なければならない。
なお、図書館入口付近に返却ポストがあるので、入館せずに返却が可能なのは嬉しい。

 

❚暑い夏に家族で過ごすピッタリなスポット

子供専用スペースやカフェスペース・ガーデンエリアもあり、本を借りずとも、読書をしたり思索に耽ったりするには良い場所だと思う。
この夏のコロナや節電を考えれば、図書館で過ごす一日もよいのではないだろうか。
海みらい図書館等の金沢市図書館も面白いスペースやイベントを催したりもしているので、金沢市近辺の方は金沢市図書館もチェックしてみるとよいだろう。

石川県立図書館 information|
・開館時間:火 ~ 金
 閲覧エリア 9:00-19:00
 文化交流エリア 9:00-21:00
・土日祝
 閲覧エリア/文化交流エリア
 9:00-18:00
※月曜日は休館
Web:石川県立図書館 | トップページ (ishikawa.lg.jp)

 

 


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鳳凰殿の涼やかな風と紫陽花にまどろむひと時 石川県津幡町「倶利迦羅不動寺 西之坊鳳凰殿」

石川県と富山県の県境近くの倶利伽羅
大河を見ている人はピンと来るであろうこの倶利伽羅の地は、源平合戦の折に木曽義仲と平家軍が戦った「倶利伽羅峠の戦い」として有名な古戦場だ。
そして北陸の人々にとっては、倶利伽羅不動寺が建立された地であり、初詣やお参りに参詣するお寺として人気が高い。

この俱利伽羅不動寺は2つのエリアに分かれており、山頂にある「本堂エリア」と、本堂から2キロ程離れた麓にある「西之坊鳳凰殿」エリア。
道の駅倶利伽羅のそばにある西之坊鳳凰殿は、平成10年に平安時代寝殿造の様式で再建され、北陸でも屈指の美しい寺院でアジサイツツジ等も見どころとなっている。

訪問時は30度を超える暑い日だったが、鳳凰殿内は涼やかな風が流れており非常に過ごしやすい。
冷房がなくても自然の風を取り入れて涼しさを作り出す日本建築の機能美に感嘆した。
紫陽花は職員の方が朝から水やりなどをして丁寧に管理されているので、寺院内と寺院から道の駅に連なる道にたくさん群生している。
しかし、枯れ始めた株もあり、7月上旬がピークかな。
梅雨も終わり暑い季節となるが、鳳凰殿の涼やかな風と紫陽花で涼を感じるのも一興だと思う。

なお、鳳凰殿の食堂で販売されている味彩スイーツ(500円)は、カラフルなゼリーとアイスの相性が良くインスタ映えする美味しいスイーツなので、訪問された方は是非とも味わってもらいたい一品だ。

※俱利伽羅不動寺で検索すると、「山頂本堂」が検索結果として表示されることが多いが、山頂本堂と「鳳凰殿」とは離れた場所にあるので、鳳凰殿を検索したい場合は「西之坊鳳凰殿」での検索を推奨します。

 

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石川の旨い地酒と魚介と創作料理が味わえる片町の名居酒屋 金沢市「とも家」

久々に開催された百万石まつり
百万石行列のおまつのくだりは確かに困惑した面があるが、それでも初めて行列を最後まで楽しむことが出来た。
せっかく繁華街の片町・香林坊まで来たので、久し振りに片町の居酒屋で飲んで帰りたくなり、コロナ禍前によく通っていた「とも家」に足を運んだ。
5時過ぎに入ったがカウンターは先客で一杯。
しかし、予約時間までなら大丈夫とのことで小上がりに入れてもらった。

7時までの時間限定だったが、久し振りにとも家を堪能するには十分な時間。
コロナ禍以前に比べると石川の地酒が減っていた気がするが、それでも石川の銘酒と旨い魚介がメニューに並ぶ。
特に美味しかったのはカンパチのお刺身(900円)。身の甘みとプリプリ感が堪らない。合わせた大慶の特別純米との相性も良い。
名物の「蟹クリークコロッケ(780円)」や「ゴーダチーズの湯葉包み揚げ(580円)」等を堪能。

最期に行ったのはコロナ禍前だから3年振りの訪問だったが、料理も酒も美味しさは変わっていなかった。
変わっていないと言えば、とも家のママと店員さんの笑顔と気配りも以前のまま。
ママは久し振りに顔を出したにもかかわらず顔を覚えてくれていて、忙しい中、色々と昔話に花を咲かせた。

チェーンの居酒屋と比べれば安い居酒屋ではないが、酒も料理も間違い無い名居酒屋。ママやマスター、店員さんの応対も素敵なお店。
ランチ営業もやっている様なので、来澤した際には是非足を運んで欲しいお店だ。

 

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早咲きの青紫陽花と涼やかな青空 金沢市【大乗寺丘陵公園】

6月に入り金沢も久方ぶりの百万石まつりが開催され、コロナ前の活気が戻りつつある。
そんな活気にあてられたのか、ご近所の紫陽花もちらほら咲き始めた。
それならばと好天に恵まれた週末に、大乗寺公園の紫陽花園へ足を運んでみた。
しかし、一部の株は咲き誇っていたものの、まだ多くの紫陽花は蕾の状態。
青い花の紫陽花だけが見事に咲き誇っていた。
そう言えば去年も同じ時期に大乗寺公園に行ったら、やっぱり青い紫陽花しか咲いていなかった。学習能力が無いな…。でも今年は青紫陽花以外も少しは咲いていたので良しとするか。
そんなこんなでやはり見頃は6月中旬かな。

 

【夏にピッタリの爽快純米酒!】

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5月の澄んだ青空に咲き誇る満開のバラ 金沢市「金沢南総合運動公園バラ園」

4月から5月にかけては桜、藤、つつじの見頃。
6月になれば紫陽花の季節だが、5月の花は何だろうと考えていら、テレビでバラ園のニュースが流れていた。
バラは5月中旬から見頃になるとのこと。ニュースになったので休日に行くと混みそうだが、たまたま平日に代休を取得した日があったので、夫婦で金沢市内にある「金沢南総合運動公園バラ園」に行ってきた。
このバラ園は運動上に併設された小さな公園だが、1,800株の多種多様なバラが栽培されている。
品種によって花が咲くタイミングが異なるが、5月中旬~6月上旬、9月中旬~10月下旬が見頃とのこと。一年を通して5月が一番咲く花が多い様だ。

平日に行ったにもかかわらず、来園者が多いのに驚いた。
運動公園に併設されているため大きな駐車場があり車で来園しやすいこともあるのだろうが、それにしても平日の朝からけ結構な人出だ。
年配の方が多かったが、近所の保育所の子供たちも来ていて、綺麗なバラと微笑ましい園児達に心が和んだ。

このバラ園は約140種1,800株が咲いており、アーチ状の門やフェンス等に植え付けされていたりして、フォトジェニックなバラ園になっている。そのため当日もフォトウェディングの撮影をしているカップルもいた。
晴天の撮影で暑そうだったが、青空と色とりどりのバラを背景に綺麗な写真が撮れたのではないだろうか。

バラ園を含む公園自体もそこまで広くはないが、綺麗に整備されており木々の新緑やつつじも綺麗で、散歩には程良い公園。
バラも品種が多くロマンチックな造作も綺麗なので、バラ鑑賞だけでなく、フォトジェニックな写真を撮りたい人にはピッタリのスポットだと思う。


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本家のパ軒とは一味違う絶妙な甘みのソースカツ丼 敦賀市「敦賀ヨーロッパ軒 本店」

❚久し振りに敦賀観光へ

GWは宿泊旅行が難しい我が家。コロナ禍の影響でここ2年は石川県内をメインに旅行していたので(とは言ってもまだ能登は行けてないが…)、日帰りで少し遠出観光することに。
富山方面は帰省ついであちこち出掛けているので、今回は福井県へ。
勝山や三国は石川から近いこともあり良く行くが、いわゆる京都・滋賀方面の嶺南地方は遠いこともあり今まで足を伸ばしていなかったので、敦賀方面へ行ってきた。
高速で行きたいところだがGW期間中は休日割引がないので、朝6時半に出発して下道で敦賀へ向かう。金沢からだと8号線をひたすら走るだけだが、福井の8号線は交差点が多く何度も信号待ちに。そして交差点が少なくなると敦賀へ向かう峠道を20㎞程走る。
それでも3時間で何とか敦賀に到着。
敦賀の見どころは穏やかな敦賀湾、赤レンガ倉庫、日本三大鳥居に数えられる気比神宮、そしてなんといってもヨーロッパ軒のソースカツ丼
ということで、今日のブログはヨーロッパ軒のソースカツ丼について書いていく。

[福井の地酒なら一本義]

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敦賀ヨーロッパ軒について

福井のヨーロッパ軒と言えば、全国的に福井のソウルフードソースカツ丼」が有名だと思う。福井観光に来たら「越前ガニやお寿司、ソースカツ丼を食べたい!」と言う人も多いだろう。ヨーロッパ軒は敦賀市の店舗を含めて福井県内に19店舗あるのだが、実は敦賀にあるヨーロッパ軒は福井の本店から暖簾分けした、独立したヨーロッパ軒。
そのため、屋号も「敦賀ヨーロッパ軒」となっており、福井のヨーロッパ軒とは異なることがわかる。
ちなみに敦賀ヨーロッパ軒は本店を含めて敦賀市内に5店舗あるが、福井の本家ヨーロッパ軒(総本店)のHPにも店舗として記載されている。(ただし「敦賀ヨーロッパ軒」ではなく「敦賀分店」として表記されている)
いつもは本家ヨーロッパ軒の「木田分店」(過去記事)に食べにいく(脂身が少ない豚モモ肉のカツが旨い)のだが、今回は敦賀ヨーロッパ軒本店に行って分家のソースカツ丼を堪能してきた。

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❚開店から大人気の敦賀ヨーロッパ軒

それにしても敦賀ヨーロッパ軒の人気は物凄い。
11時から開店のため、それまで気比神宮や赤レンガ倉庫を散策していたのだが、大変失礼なのは承知で言うが、GWにもかかわらず観光スポット以外に人がまったくいない。
メインストリートを歩いてもすれ違う人はおらず、港町なのになんて活気が少ないのだろうと思ってしまった。
「何だか寂しいね…」と妻と話しながら11時10分に敦賀ヨーロッパ軒の本店に戻ってくると、すでに客席は満員で長蛇の行列が出来ている。
しまった‥、町の雰囲気にだまされた!敦賀の人は皆、ヨーロッパ軒に来ていたのか⁉と思うくらいに行列になっている。
冗談(大変失礼しました)はさておき、ツーリング途中に寄ったと思われる人も多くいたので、敦賀の人以外にも自分の様に観光でヨーロッパ軒を訪れている人も多い様だ。
とりあえず2階の受付に名前を書いて待つことにした。
客の多くはソースカツ丼なので回転が早い様で20分程で席に案内された。
(ちなみにヨーロッパ軒はソースカツ丼専門店ではなく洋食屋なので、ステーキやカツレツ、ハンバーグやカレー、ナポリタン等の洋食もあり、中でもステーキは人気があるようだ)

席は小上がりとテーブル席がある。テーブル席は8人~10人掛けの長テーブルを4人席用に仕切ってあるのだが、仕切りにアクリル板等が置いてないのが気になった。
隣のお客さんがゴホゴホ咳をしていたので(ただの風邪や持病かもしれないので偏見を持ってはいけないが)、まだコロナが流行している現在においてはしっかりと仕切りをして欲しいと感じた

 

❚大迫力のソースカツ丼

メニューはカツ丼単品(カツが3枚で沢庵付き)が税込990円。カツが2枚でご飯が小ぶりのカツ丼ミニもあり、こちらは660円。
カツ丼はスライスしたロースカツをウスターソース主体の甘い特製ソースにくぐらせたもの。福井の本家よりも甘目らしく、使用しているソースメーカーが違うらしい。敦賀は関西圏に近いため味付けも本家とは違うようだ。
そして驚くのがそのボリューム届いたカツ丼は丼の蓋が閉まらない状態
スライスしてあるとは言え、分厚いカツがご飯を隠してしまっている。
なので、一度カツを丼の蓋に移してご飯が見える状態にして食べるのがパ軒流だ。
個人的な感想としては福井の本家より分厚く脂身が多い気がする。
ロースカツよりヒレカツの方が好きなので(まだ40前なのに年を取った気がする…)、敦賀のパ軒は脂身があり少し胸焼けしてしまう感じだった。そんな時に助かるのが沢庵の漬物。
結構大きな沢庵が二切あるので、脂をスッキリとさせてくれる。
通常のソースカツ丼はカツが3枚とご飯が400ℊあるらしく、ガッツリと胃にたまる。これなら660円のミニカツ丼でも良かったかもしれない。
なお、ご飯の大盛りやカツの追加、エビフライ等の単品追加も可能な模様。
他のお客さんの丼を見たら、カツを追加しすぎて最初から蓋がないツワモノもいた(笑)
あと、ミンチ(メンチ)カツ丼の「パリ丼(990円)」や、ソースカツ・ミンチチカツ・チキンカツが入った「ミックス丼(1,240円)」も人気の様だ。
個人的にはミックス丼にカツを一枚追加したいところだが、多分胸焼けで食えんだろうな…。

❚福井に来たならソースカツ丼を忘れずに!

今回は敦賀のパ軒(福井ではヨーロッパ軒をパ軒と略して言う様で、略して言うくらい身近なソウルフードなのだろう)でソースカツ丼を堪能したが、福井の本家のソースカツ丼も無論うまい。
店舗によって使用している部位や味付けやメニューが少し異なるようなので、総本店だけでなく支店のソースカツ丼を食べ比べするのも面白いだろう。
また、ソースカツ丼以外の洋食メニューもトライしてみたい。
個人的な贔屓は福井の「木田分店」のソースカツ。脂身が少なく非常に食べやすい。
中でも丼ではなく皿にカツを盛り付けて提供される「ベビーカツ定食が大好物。
ベビーカツにすると副菜にサラダとナポリタンが付くのでお得感満載。
福井に来たら海鮮やお蕎麦もよいが、ソースカツ丼を食べずに帰らないようにして欲しい!

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能登の漁師町で愛される素朴な喜びにあふれた純米酒 櫻田酒造「大慶 特別純米」

久し振りにコロナの規制がないGW。
しかし妻の仕事の都合等もあり、中々宿泊旅行に行けないのが我が家のGWだ。
なので今年のGWも例年に倣い、近場に日帰り旅行に行き、訪問地で美味しい料理をテイクアウトして自宅で満喫することにした。
そうなると旨い酒も必要になる。そこで今年のGWは富山と能登の旨い酒で合わせることに。
富山の酒は久し振りに桝田酒造の「満寿泉 純米吟醸」、そして能登の酒は櫻田酒造の「大慶 特別純米」を購入。
満寿泉は何度も取り上げている有名な日本酒なので次の機会に記事を書くことにして、今回は以前にも紹介した能登の銘酒大慶をレビューしたい。

櫻田酒造能登半島の先端にある珠洲市蛸島で家族経営で日本酒を醸している小さな酒蔵。蛸島の漁師達に愛飲されてきた酒蔵とのことで、力強い風味と厳かに広がる米の旨味が特徴の飲みやすい日本酒を醸造する蔵元だ。
今回購入したのは「大慶 特別純米」の四合瓶で税抜1,705円。特別純米にしては少し高めだが、その価値がある純米酒だった。


[大慶 特別純米

酒米大吟醸酒に使用される山田錦を使用し、精米歩合特別純米の基準である60%を上回る55%と、吟醸酒並みの酒米となっている。
櫻田酒造のHPによると、この55%の精米歩合酒米の旨味をいかに残しながら上質な純米酒にするか、試行錯誤を繰り返した末にたどり着いた55%とのこと。
蔵元の探求心がこの純米酒の美味しさの原点だと感じる精米歩合だ。
日本酒度±0で酸度は2.0なので濃醇辛口に分類されるが、日本酒度±0であればそこまで辛口ではないはず。と言うことで冷酒にして飲んでみる。

口に含むと山田錦の濃厚な旨味が広がる。そして旨みの後に押し寄せてくる落ち着いた酸味とほのか甘味。後口に感じるキレは強くなく全体的にスッキリとした純米酒になっている。派手は芳醇さはないが、シンプルな酒米の旨味と酸味、柔らかなキレが非常に飲みやすい。
大慶は「大漁の時の喜びの時に飲む酒」をイメージして醸造しているとのことで、蛸島の硬派な漁師が祝い酒で飲むにはピッタリの酒に感じた。

元々は蛸島珠洲市近辺でしか飲まれていなかったが、ここ数年は金沢の酒屋や居酒屋でも飲めるようになった。
自分もなじみの居酒屋で先輩と飲んで、宗玄や池月とはまた違う旨くて飲みやすい日本酒だと感動して以来、虜になった銘柄だ。
石川観光のお土産にもピッタリだが、石川県内でも珠洲以外の人はまだなじみが薄い日本酒だと思うので、能登や加賀の酒飲みには是非飲んでもらいたい日本酒だ。

 

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爽やかな青空と新緑に映える藤の花 白山市「松任グリーンパーク」

毎年4月下旬から5月初旬に妖艶な花を咲かせる藤。
今年のGWは雨の日も少なく、藤棚鑑賞には良い時期。
今回は白山市の山側環状線沿いにある「松任グリーンパーク」へ藤棚を見に行ってきた。4月末の訪問だったが、まだ蕾のは花もあった。満開はGW中だろう。
つつじも綺麗に咲いていたので、県内の方は無論、県外からの旅行者にもぜひ足を運んでもらいたいスポットだ。

 

 

 

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柔らかな酸味とライトなキレのバランスが良い純米大吟醸 車多酒造「純米大吟醸50」

東北の地震ウクライナ情勢等、心配事が多い2022年。
公私ともに落ち着かない日々が続く中で、落ち着いて日本酒を飲む時間が無かったで、この3連休に旨い酒と肴を買ってのんびり過ごすことにした。

何にしようか迷ったが、久し振りに車多酒造さんの天狗舞をチョイス。
今回は旨い酒が飲みたいので、やまや純米大吟醸50のミニボトル(300㎖)を購入。
ミニボトルは720円(税抜)、四合瓶(720㎖)だと1,700円(税抜)と、大吟醸としては手頃な価格だ。

【成分表】
 ・精米歩合 :50%
 ・日本酒度 :+3
 ・酸度   :1.4
 ・度数   :15度 

純米大吟醸50はその名の通り、精米歩合50%の純米大吟醸
天狗舞はふくよかな旨味を出すために、蔵で熟成してから出荷するのだが、純米大吟醸50は熟成を抑えて出荷しており、車多酒造さんのお酒の中では比較的スッキリと飲める端麗辛口寄りの日本酒となっている。
なので、今回の肴は風味がシンプルなマグロの赤身と冷酒で合わせてみる。

口当たりは軽やかな甘酸っぱさ。そこまで濃厚ではなく軽やかな旨味が広がっていく。
喉越しのライトなキレ。
軽やかなコクとキレ、そして柔らかな酸味は確かに穏やかで飲み心地がよい。
マグロの赤身と合わせても両方が軽やかな味わいなので、ライトな食事になる。
キレが強くなくスッキリとした飲み口なので何杯でも飲めてしまうが、純米大吟醸として考えると物足りなさを感じる人もいるだろう。
華美な吟醸香や濃厚な旨味ではないので、フルボディ系の純米大吟醸が好きな人は飽きが来るお酒かもしれない。


個人的には少し物足りなさを感じたが、この価格(四合瓶で1,700円)で飲めるライトな純米大吟酒として日常の晩酌酒には向いていると思う。
軽やかにスッと飲める純米大吟醸50は、5月から夏に向けての暑い季節にピッタリの純米大吟醸ではないだろうか。

 

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自家製プリンとパフェが人気の金沢レトロ純喫茶 金沢市「コーヒー処 ノバール」

❚金沢の老舗純喫茶

金沢市の有松交差点近くにある、純喫茶ノバール
ノバールは、女優の吉田羊さんが若かりし頃金沢に住んでいた時にアルバイトをしていた喫茶店として知られているが、金沢では昭和・平成期のノスタルジックな雰囲気と、自家製プリンや贅沢パフェが食べられる喫茶店として人気を博している。
自分はほぼ毎週買い物や食事等で有松方面に来ていてノバールの存在は知っていたが、今まで足を運んだことが無かった。
しかし、最近金沢のフリーペーパーやWebマガジン等でノバールが紹介されていて、掲載されていたプリンが美味しそうだったので、妻と二人でランチタイムに訪問した。

休日の昼下がり、生憎の雨模様だったがマイカーでノバールに向かう。
有松交差点から山側環状線方面に少し車を走らせると左手に見えてくる、赤いレンガ造りの建物がノバールだ。
ノバールは7台程停められる駐車場があり、駐車場も広々としているので駐車も簡単。なお、近くにバス停もあるので北鉄バスで来訪しても便利な場所にある。

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[金沢のコーヒーならキャラバンサライhb.afl.rakuten.co.jp

 

❚ノスタルジックな雰囲気の店内

駐車場に車を停め、ノバールを外から眺めてみる。
赤いレンガ造りの外観と入口に置かれた赤い消火栓?の様な造形。確かにレトロな雰囲気だ。
店内は、6・7人が座れそうなカウンターとテーブル席(4人掛け)が数席ある。
シャンデリア、ステンドグラスの壁、ワインレッドのソファ、絵画等、昭和から平成のバブル期の装い(ゴージャスな洋風の内装)を今もしっかりと残している。
スタバや最近のお洒落喫茶店には無いこのレトロ感が、ノスタルジックな感情と非日常的な感覚を醸成し、我々昭和生まれは無論のこと、若い人にも受けているのだろう。

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❚ノバールの軽食メニュー

店内を眺め終えるとメニュー表に目を落とす。
プリンが食べたくて来訪したのだが、パフェも有名なノバール。メニュー表を見ているとパフェも食べたくなってきた。
どうしようかなあ‥とメニュー表を眺めていると、軽食のサンドイッチを発見。
ランチタイムに来訪したとこともあり、小腹も空いている。
と言うことで、今回は夫婦で以下のオーダーをしてシェアすることにした。

【今回のオーダー】 ※全て税込み
・ケーキセット(マロンケーキとブレンドコーヒー):750円
スペシャルトースト:700円
ブレンドコーヒー:350円(スペシャルトーストと一緒に注文すると50円引き)
・プリンパフェ:750円

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❚シンプルだが飽きが来ないコーヒー

スペシャルトーストを注文したら、店員さんが、「パフェはトーストを食べ終えたころにお持ちしますね」とのこと。
ちょっとした気遣いをしてくれるのが嬉しい限りだ。
そして少し待っていると、ブレンドとマロンケーキが運ばれてきた。
ブレンドは柔らかい酸味があるが、苦みや癖が強くなく飲みやすい。
シンプルな味だが、飽きが来ない風味だ。
マロンケーキは甘みが抑えられいて食べやすかったが、容器からすると外部から仕入れているのかもしれない。

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❚トーストサンド

そして次にスペシャルトーストが運ばれてくる。
ハム・チーズ・トマト・玉子焼きが入ったトーストサンドで、付け合わせにのり塩のポテチが付いている。
シンプルなトーストサンドだが、パン一杯にハム等の具材が挟めてあり、食べ応えはある。そしてポテチの塩味がさらにトーストサンドの旨さを増幅する。
プリン食べに来たけど、このトーストサンドは当たりだった。
休日のブランチに丁度いいので、次回はこれとコーヒーだけでも良いかも。

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❚ノバール名物パフェと自家製プリン

そして、スペシャルトーストを食べ終えたころに、本日のフィナーレ、プリンパフェが登場。結構大きいっす!メロンやプリンが器からはみ出している!
生クリームやアイスをこぼさないように慎重にメロンやイチゴを食べ進める。
自家製プリンはほのかな甘味と、ギュ~っと濃縮された卵の風味が確かに美味。
しかしアイスやクリームが溶けないうちに食べないと~、と言うことで妻と二人で無我夢中で食べ進めて数分で完食。
アイスもいっぱい入っていて、一気に血糖値が上がった気がしたが、コーヒー飲んでいるから±0か(笑)
マイルドなブレンドとの相性も良く、本当に美味しいパフェだった。

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❚スタバよりノバール

ノーバルは店内のノスタルジックな落ち着いた雰囲気が良く、友達や夫婦等でゆっくりコーヒーブレイクするにはピッタリな喫茶店
郊外にある喫茶店だがバス・車ともにアクセスが良い有松エリアにあるので、片町・香林坊金沢駅からも行きやすい。ノバールの近所にスタバがオープンしたが、落ち着いたカフェタイムを過ごすならやっぱりノバール。
旅行や出張等で来澤の際には、金沢のレトロ喫茶店でのんびりした時間を過ごすのも面白いと思う。

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安くて旨い刺身に焼魚!西金沢の人気割烹ランチ 金沢市「にしかね」

先週末は天気が良かったので、少し遠出してランチを食べることにした。
妻と久し振りに徳光の「こがね製麺所」に行こうかと話をしながら車を走らせていると、西金沢付近の交差点で赤信号になったので停車した。
信号待ちをしながら交差点を眺めていると、そう言えば以前ランチを食べた「にしかね」の近くであることに気付く。コロナ禍が続いているけど、今も大将は元気かな?なんて話を妻をしていると、二人とも久し振りに「にしかね」の美味しい魚が食べたくなり、信号が青に変わる頃には行先を変更し「にしかね」に到着。

相変わらずここの駐車場は狭く難易度が高い。
お店横(お店に向かって右側)にある民家の空き地が駐車場なのだが、4~5台ほどで一杯になってしまうし、横の車間も狭く何度も切り返しをしながら何んとか駐車。
車の運転に自信が無い人はタクシー来るか、あきらめた方が良い。

入店するとカウンターは全席埋まっている。
土曜の12時丁度に入店したが、近隣の土曜出勤している会社員がランチを食べに来ている様だ。
2つある4人掛けの小上がりは空いていたので、二人だが小上がりに上げてもらった。
ちなみに小上がりは席の間に屏風があるが、カウンターは客間にアクリル板等は設置しておらず、客と客の間に仕切りは無い。
コロナ禍なので気になる人はコロナが落ち着いてから来訪した方が良いだろう。
また、店内喫煙可となっているため、子供の入店は遠慮くださいとの貼り紙がされていた。
(改正健康増進法における「既存特定飲食提供施設」として認定されていれば、店内喫煙が可能)
20歳以上でないと入店出来ないようなので、子供連れの方は注意が必要だ。

 

【小上がり】

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さて、にしかねの魅力は何といってもコスパの良い定食。
特に「日替り定食」が安くて旨い。
焼魚(魚は日替り、今回は鯖)、刺身の小盛、煮物と揚げ物、ご飯、みそ汁、漬物が付いて630円の安さ。特に焼魚は2切も付いてくるのでボリューム満点だ。
ちなみに前回来訪したときは590円だったのだが、今は630円となっている。コロナ禍だし値上げも仕方ないと思うし、630円でもまだ十分コスパが良い定食だ。
定食には焼魚定食(850円)もあるが、日替り定食の焼魚で十分な量だ。


【日替り定食】

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なお、にしかねのランチ営業は上記の日替り・焼魚定食を含めて5種の定食がある。

  • 日替り定食(630円)
  • 天婦羅定食(850円)
  • 刺身停職 (910円)
  • 焼魚定食 (850円)
  • うな重定食(980円)
    ※すべて税込み

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前回は日替り定食にしたのだが、刺身定食も美味しそうだったので、今回は妻は日替り定食、自分は刺身定職にしてお刺身や焼魚をシェアすることにした。
刺身定職は大盛りのお刺身、煮魚、煮物、揚げ物や玉子焼きの小鉢、ご飯、みそ汁、漬物の内容。ボリューム的には日替わりの方がありそうだが、北陸の刺身を堪能できる定食だ。

【刺身定食】

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刺身の量が多かったので、サワラやサーモン、イカや貝類を妻にシェア。
春が近づき魚の脂が落ちてくる季節ではあるが、それでも十分にご飯のおかずになる量と旨さだった。
魚の煮つけも小ぶりだったが、醤油の濃い味付けがまたご飯に合う。
みそ汁にはゆずが入っていたのか、爽やかな風味と甘みを感じさせるみそ汁で、割烹料理屋らしい味付けだった。
こんな旨い刺身と割烹料理があるのだから、次は夜営業で日本酒飲みながら居酒屋利用してみたいもんだ。

なお、昼定食は11:30~14:00。以前入店したときは13時でも満員で調理に時間が買っていた。今回は12時丁度の入店だがそこまで混んおらず、注文してすぐに定食が運ばれたが、基本的には人気店で混雑するので「若干調理の仕方が雑(刺身の並べ方等)」で「大将も怖そう」な時がたまにあるが、それは忙しい故でのことであるご愛敬。
基本的には和食割烹としての成熟したベースがあり、味付けはしっかりしているので、20歳以上の大人の方には、是非安くて美味しいランチを味わってもらいたいと思う。

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